患者さんに、O−リングテストで適合する薬剤と適量を合わせても、なかなか効果が出ないことがあります。そういう時に、患者さんに電磁波を含めて、衣食住に関して、何をしているかを聞いて、注意・指導を行っています。
1.電磁波に関連して
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寝室に電化製品がある(床下・壁向こうを含める)「3メートル以内」
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冬場など電気毛布、電気カーペットを使用している
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電気器具を長時間使用している
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ベッドが金属製である
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寝ているときに携帯電話を近くに置いている(テレビ・パソコン、電気スタンドなど)
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家から見える範囲に高圧電線鉄塔や携帯電話基地局・アンテナがある
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近くに一般線路や新幹線路がある
寝室に電化製品があると電磁波の影響を受けて、女性では婦人科系の乳癌・子宮癌・卵巣癌及び甲状腺癌、男性では前立腺癌や甲状腺癌になる可能性が高くなりますし、電磁波を浴びているとガン細胞の増殖速度が24倍速くなりますので、電化製品をできるだけ遠ざけるように指導しています。よく、電化製品のスイッチを
切ったままだから安全だと勘違いされる方がいらっしゃるので、コンセントが差したままだと、電磁波が流れていると説明します。寝室の電磁波を電場チェッカーでチェックしたり、携帯電話等にはNeutralizerを貼って対策するように指導します。
2.衣類について
衣類については、装飾品、特にネックレス、ブレスレットやライマー等をつけていないかを聞きます。そういうものを身につけていると、薬剤が目的の場所に行かずに、治療効果があがらないことがあります。女性の場合は、ワイヤー入りのブラジャーをしないように指導します。特に、金属ワイヤー入りのブラジャーをしていると、乳癌等の場合、薬剤が治療目的の場所にいかなくなります。男性で、ベルトの留め金がへそを向いていると、留め金の金属がアンテナの役割をして、電磁場の影響を体内に集中するので、大腸癌等になりやすいです。衣類のタグシールは、ハサミやカッターできれいに切りとるように指導しています。また、パンツのゴム等も、ゴムの強さや太さで、体に対する影響が変わってきます。下着や衣類がO−リングテストでマイナスだとよくないので、患者さんが家族の方とO−リングをして、いいものを選ばれるようにアドバイスもしています。
3.食事や飲み物
最後に、食事や飲み物が非常に重要になってきます。(O−リングテストで選択した薬剤や健康食品は、ビタミンCを多く含むものを摂取するとキャンセルしてしまいます。)こういっても、わからないので、ミカン、甘夏等の柑橘類や柿等のビタミンCを多く含むものはキャンセルすると言って説明します。特に市販の野菜ジュースは、人工保存料等が大量にはいっているため、キャンセルします。玄米や雑穀米といったものもO−リングテストではキャンセルします。アトピーがひどい方で、お母さんが雑穀米を食べさせていらしたのですが、O−リングテストで調べたら、雑穀米に原因があるとわかり、それをやめたら、肌が見違えるようにきれいになった方もいらっしゃいます。ダイエット飲料でアスパルテームといった人工甘味料がはいったものもよくないので、そういうものは、飲まないように注意します。コーヒー・紅茶等の嗜好品や杜仲茶・麦茶等も薬剤の効果をキャンセルしてしまうので、控えるように注意します。(大村恵昭教授もコーヒーや紅茶でテロメアが下がるとおしゃっています。)
酒や養命酒等は、適量だといいのですが、多過ぎてはいけません。タバコはよくないので、治療にはいったら、禁煙してもらっています。とうがらし等の刺激物全般をよく食べる、塩分の多いものをよく食べるのもよくありません。特に、市販のドリンクやお菓子等は、砂糖がどれだけはいっているかとか、カロリーがどれだけあるかを考えていただくようにしています。漢方薬等は冷たい水で飲まないで、お湯で飲むように指導しています。健康にいいと言って、様々な水を飲まれている方がいらっしゃいますが、あまり酸化還元力が強い水ですと、治療薬の効果をキャンセルしてしまいますので、そういうもので、薬を飲まないように指導しています。
患者さんとO−リングテストの結果だけでなく、血液検査や画像検査の結果と一緒に、改善しているのか、悪化しているのか、停滞しているのかを向き合って相談して、悪化している場合は、治療効果を阻害している原因(キャンセルしている原因)を見つけて、治療効果を上げるように指導しています。
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