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友の会会報 NO.12
November,2006 |
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友の会会報 NO.11
November,2006 |
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友の会会報 NO.10
November,2005 |
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友の会会報 No.9
November,2004 |
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友の会会報 No.8
November,2004 |
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友の会会報 No.7
November,2003 |
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友の会会報 No.4
November,2002
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友の会会報No.3
November,2002 |
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友の会会報 No.2
November,2001
O−リングテスト時に生じるキャンセル現象
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友の会会報 創刊号
November11,2000
第4回国際シンポジウム |
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協会員医師による健康ワンポイント
今月の質問
「生理痛に対して針灸師として
どのような治療をされているか?」
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バイ・ディジタルO−リングテストに相当の知識と経験があり、実力があると認められた先生のリスト
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健康情報クリップ
健康に関するニュースを随時掲載していきますので、参考にしてください。 |
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2004.11.5 2005年春は、花粉症にご注意! 04年の10〜20倍の大量飛散の予測
この夏の猛暑の影響で2005年春には、スギやヒノキの花粉が2004年比で10〜20倍も多く飛ぶという予測が出た。11月4日にNPO花粉情報協会が開催した「2005年スギ花粉飛散予測セミナー」で、気象業務支援センターの村山貢司専任主任技師が明らかにしたもの。 例年に比べても2、3倍の花粉量に相当し、花粉の大量飛散が避けられない見通し。花粉症の人にはつらい春になりそうだ。 今年の夏は暑かった。東京では39.5℃の最高気温を記録、真夏日の日数も観測史上1位。このため、日照時間が長く、雨が少ないという、花粉の生育に絶好の条件がそろった。 実際、スギ花粉をたわわに抱え込むスギの雄花の生育状況は良好で、「観測史上最高を記録した1995年に次ぐ、10年来の大飛散になる見込み。ヒノキも多い西日本では、観測史上最高の飛散量になるおそれもある」と村山専任主任技師は指摘する。 前年の冷夏の影響で飛散量が激減した04年と比較すると、「特に飛散量が多いと予測される関東北部から近畿にかけては、前年比で20〜30倍飛ぶ地域もある」(村山専任主任技師)。なお、この夏の集中豪雨や10個の台風上陸は記憶に新しいが、「いずれも被害は局地的で、花粉飛散量にはほとんど影響ない」(村山専任主任技師)という。 飛散開始は、暖冬の影響で例年よりもやや早くなる見込み。最も早く飛び始める関東・近畿・四国の南部と九州の北部では、2月10日が飛散開始予測日とされる。この「花粉飛散予測前線」は約1カ月かけて北上していくが、「飛散開始が1週間程度早くなる可能性がある」(村山専任主任技師)という。 また、花粉の生育状況が良いだけに「飛び始めと同時に、爆発的に飛散する可能性がある。ヒノキもよく育っているので、5月の連休までダラダラと多量の花粉が飛びそう」とNPO花粉情報協会理事長の佐橋紀男・東邦大学薬学部教授は分析する。
“狂い咲き”で11月も要注意
実はもう、スギ花粉は飛んでいる。
例年、秋に生育を終えたスギ花粉は、冬の寒波で休眠し、2月中旬から飛び始める。ところがここ数年、猛暑や暖冬といった異常気象の影響で、休眠を待たずに秋に花粉が飛散する“狂い咲き”現象が起こっているようだ。 特に今年は「すでに10月中にも2桁(1日、10平方センチメートル当たり)の花粉が観測された。これは過去に例がない」と佐橋理事長。秋の狂い咲きは「11月に一番多くなる。最高気温が20℃を超える暖かい日は要注意日」(佐橋理事長)という。
こうした状況を背景に、花粉症対策のサプリメントや機能性食品の商品開発が活発で、この冬は花粉症をめぐる商戦が激化しそうだ。
◆サプリメントでがん防げない!?逆に死亡危険度高まる人も
ビタミン剤や各種のサプリメント(栄養補助食品)を服用しても、消化器系のがんの発症率は下がらず、逆に死亡危険度が高まる人たちがいることを、セルビア・モンテネグロのニス大学の研究チームが突き止め、英医学誌ランセットで報告した。安易な栄養補助食品の使用に警鐘を鳴らす研究と言えそうだ。
従来の疫学調査14件を分析し、計17万人以上のデータを集めた。いずれの調査でもビタミンA、C、Eやβカロチン、セレニウムの服用状況をみているが、ビタミン剤などにみせかけたニセの成分を服用した人たちと比べ、本物を服用していた人たちで、食道、胃、大腸、直腸、すい臓、肝臓などのがんを防ぐ効果は確認できなかった。
逆に、服用した人のがんによる死亡危険度は、服用しない人より6%高かった。特にβカロチンとビタミンAをあわせて服用した場合は30%、βカロチンとビタミンEなら10%増加した。研究チームによれば、推計通りなら、これらを服用した場合、統計的には100万人のうち9000人の死期を早めることになるという。
(2004年11月8日 読売新聞 )
※ O−リングテストのできる先生に薬剤の相互作用や副作用・適量等を調べてもらってサプリメントを服用した方がいいです。
◆リンゴで血液サラサラに 効果を検証 発表へ
長野女子短大(長野市)と県農協グループの県農村工業研究所(須坂市)などは、リンゴが血液の流れを良くする効果がある―との共同研究結果を二十六日に都内で開かれる日本ヘモレオロジー(血流)学会で発表する。リンゴに含まれる食物繊維のペクチンが、血液中の赤血球の変形能(柔軟さ)を高めることなどが原因と考えられている。 同短大の山浦由郎客員教授(食品衛生学)らによると、研究は、同短大の学生二十二人を対象に実施。リンゴのふじを一日一個食べるグループと、リンゴ二個分の100%ジュースを一日約二百ミリリットル飲むグループ十一人ずつに分け、それぞれ一週間摂取した。摂取前と摂取後、摂取をやめて一週間後の三回採血し、毛細血管状の装置で血流の通過時間を調べた。
二十二人の通過時間の平均値は、リンゴ摂取前の六〇・八秒から摂取後は五三・四秒と、七・四秒縮まり、摂取をやめて一週間後には五八・一秒と再び長くなった。 果実を食べ続けたグループは摂取前と摂取後で平均一・一秒の短縮だったのに対し、ジュースを飲み続けたグループは平均二五・三秒の短縮だった。山浦客員教授は「ジュースの方がリンゴの摂取量が多く、吸収されやすいことなどが影響しているのではないか」と話している。
この研究チームは〇二年九月、キノコが血液の流れを良くするとの研究結果も発表している。(信濃毎日新聞2004.11.17)
◆アルツハイマー予防にリンゴ、毎日1個皮ごと食べる
【ワシントン=笹沢教一】毎日1個のリンゴが、アルツハイマー病など痴呆(ちほう)の予防に役立つ可能性がある。こうした実験結果を米コーネル大などの米韓共同チームがまとめた。
新鮮なものを生のまま皮ごと食べる方が効果が期待できるという。全米化学会の専門誌の来月1日号に掲載される。 研究チームによると、リンゴには高い抗酸化作用を持つ物質ケルセチンが多く含まれる。抗酸化物質には、アルツハイマー病の進行や脳細胞の老化などから、細胞を守る効果があるとされ、抗酸化力の高いケルセチンが特に注目されている。マウスの脳細胞を過酸化水素にさらした状態でケルセチンの効果を調べた実験では、抗酸化作用が高いとされるビタミンCよりも明確に高い効果が確認された。研究チームは「人の体内での働きなどを慎重に分析する必要がある」とする一方、実験結果をもとにした目安として、「1日あたり少なくとも1個食べれば体内の一定量が確保できる」としている。
(2004年11月18日 読売新聞 )
◆「痴呆」改め「認知症」 「蔑視的」指摘で厚労省変更へ
「痴呆(ちほう)」にかわる呼称を議論している厚生労働省の検討会(座長・高久史麿自治医科大学長)は19日、代替語を「認知症」とする方向でほぼ一致した。12月24日の次回会合で正式に決める。厚労省は決定後、介護保険法など関係法令を改正する一方、来春までに行政文書などでも「認知症」への切り替えを目指す。
「痴呆」という表現には蔑視(べっし)的な意味が含まれ、「何も分からず、何もできない」との誤解を招きやすく、早期診断などを妨げる一因との指摘があった。このため厚労省は6月から新たな呼称を検討してきた。
厚労省が挙げた六つの候補に対し、国民からの意見募集(計6333件)では「認知障害」「認知症」の順で多かった。ただ、「認知障害」は精神医学ですでに使われているとの専門医の指摘があり、この日の検討会では「認知症」を推す意見が過半を占めた。
意見募集では「痴呆」に対して一般用語や行政用語として使われる場合、不快感や軽蔑(けいべつ)した感じを伴うかどうかも尋ねた。その結果、「伴う」が56.2%、「感じない」が36.8%だったという。
(2004/11/20)
◆緑茶はアルツハイマー病の原因と考えられているβセクレターゼを阻害する
2004-10-26 17:23:26 緑茶や紅茶はアルツハイマー病の発病・進行に関わると考えられているアセチルコリンエステラーゼ(AChE)、butyrylcholinesterase
(BuChE)、βセクレターゼの働きを阻害する作用があると分かりました。2004年8月のPhytother Res誌に発表された研究成果です。
特に、緑茶のβセクレターゼ阻害作用は強力でした。紅茶のβセクレターゼ阻害作用は1日しか続かないのに対し、緑茶のβセクレターゼ阻害作用は1週間持続しました。
‥> News Source
+ Tea found to fight Alzheimer's enzymes / Nutraingredients
◆ハーブやサプリメントは眼の疾患を引き起こす恐れがある
2004-10-26 04:58:25 FDAに集積された有害事象や過去に発表された論文などをレビューした結果、Canthaxanthine,
カモミール(chamomile), チョウセン朝顔(Datura), エキナシア(Echinacea purpurea),
銀杏(Ginkgo biloba), 甘草(licorice), ナイアシン(niacin), ビタミンA(vitamin
A)等のハーブやサプリメントの使用に関連した眼疾患が報告されていると分かりました。2004年10月のAm J Ophthalmol誌に発表された研究成果です。この結果から、闇雲にハーブやサプリメントを摂取すると眼に重篤な疾患が生じる恐れがあると考えられました。医師はこのような副作用が生じることを予め認識しておくべきと著者等は主張しています。
‥> News Source
+ HERBAL, NUTRITIONAL SUPPLEMENTS LINKED TO OCULAR SIDE EFFECTS
/ Press Release
◆クランベリージュースは善玉コレステロールレベルを上昇させる
2004-10-26 23:24:08 18-70歳の太めでLDL(悪玉コレステロール)値が高い男性30人を対象にした12週間の試験で、クランベリージュースを飲むと善玉コレステロールであるHDLレベルが上昇するという結果となりました。
Laval UniversityのCharles Couillard等がCanadian Cardiovascular Societyの年次総会で発表した研究成果です。
クランベリージュースを飲むとHDLが8%上昇しました。この結果から、クランベリージュースは心循環器保護作用があると考えられました。
‥> News Source
+ Cranberry juice improves good cholesterol / NutraIngredients
◆赤ワインを飲んでいる人は肺癌にならない
2004-10-29 08:26:05 肺癌患者132人と非肺癌入院患者187人の食事、喫煙、仕事、アルコールの種類や摂取量などを比較したところ、赤ワインを飲んでいる人の割合は非肺癌入院患者で高く肺癌患者で低いという結果となりました。
スペインの研究者等が2004年11月のThorax誌に発表した研究成果です。 この結果から、赤ワインは肺癌を予防する可能性があると考えられました。逆に有意差はつかなかったものの、白ワインは肺癌のリスクを高める傾向が認められました。
ビール、蒸留酒、ロゼは肺癌の発現に影響を与えませんでした。
‥> News Source
+ Red wine 'wards off lung cancer' / BBC
◆Oregon健康科学大、イチョウ葉エキスの眼底出血を警告
42分米Oregon Health & Science University(OHSU)眼科学のFrederick
W.Fraunfelder助教授が、米食品医薬品局(FDA)の医薬品や食品の有害事象のデータベースを検索、ハーブサプリメントの利用が原因と見られる眼科領域での副作用を、米国の眼科専門誌American
Journal of Ophthalmologyの11月号に報告した。有害事象が出た例の中には、日本でも人気が高いカモミールエキス(直接塗布)やイチョウ葉エキス(飲用)などもあった。永続的障害こそなかったが副作用は多様で、一時的失明は見られた。副作用の主原因は、高用量使用と眼への局所適用だった。
◆中学生23%、小学生8% うつ病リスクの抑うつ症状
うつ病につながるリスクがある「抑うつ症状」が小学生の約8%、中学生の約23%にみられることが1日、北海道大大学院の伝田健三・助教授(児童精神医学)らの調査で分かった。こうした子供たちは「何をしても楽しくない」といった気分の落ち込みに加え「泣きたい気がする」「独りぼっち」などの悲哀感が強かった。
約3300人のデータを分析した結果で、小、中学生を対象にしたこれだけ大規模な調査は初めて。自殺志向を持つ子供が少なくないことも示され、思春期の心のケアに向けた教育現場の取り組みが強く求められる。 調査は学校の協力が得られた北海道の小、中学生を対象に実施。昨年10−12月に学校を通じて質問用紙を送り、小学生2175人、中学生1156人の計3331人が回答した。
◆歯周病悪化は早産の一因 炎症で出産促す物質増加
歯周病で歯茎の炎症が悪化した妊婦は、そうでない人より約5・1−5・7倍、早産や切迫早産になりやすいとする調査結果を、鹿児島大の和泉雄一教授(歯周病学)、大学院生の長谷川梢さんらが2日までに、まとめた。
炎症にかかわる情報伝達物質のサイトカインが血中で増え、子宮の収縮を誘発しているらしい。 早産の原因にはクラミジアなどの感染症や年齢などがあるが、2割程度は原因不明。研究グループの古市保志・同大助教授は「一部は歯周病が原因だろう。歯茎の炎症を治したら早産が10%から2%まで減ったとの外国の研究もある」として歯周病の治療や予防を呼び掛けている。
(共同通信) - 11月2日7時55分更新
◆コレステロール降下剤とグレープフルーツジュースを一緒に飲んではいけない
2004-11-02 19:03:02 「Merck社のZocor(simvastatin、シンバスタチン)やPfizer社のLipitor(atorvastatin、アトルバスタチン)とグレープフルーツジュースを一緒に飲むと生命を脅かす重篤な筋毒性が発現する恐れがある」という警告をUKのMedicines
and Healthcare Products Regulatory Agencyが発表しました。
グレープフルーツにはZocorやLipitorを代謝する酵素の働きを阻害する物質が含まれています。このため、グレープフルーツジュースとZocorやLipitorを一緒に飲むと血中の薬物濃度が上昇して筋毒性が発現します。グレープフルーツジュースはスタチン全般の血中濃度を上昇させますが、特にZocorやLipitorでリスクが高いとのことです。ただし、高用量のスタチンを服用すると、グレープフルーツに関わらず筋毒性のリスクが上昇します。これはZocorやLipitorだけでなく全てのスタチンに当てはまります。
◆大さじ2杯のオリーブ油で冠動脈性心疾患を予防、FDAがラベル表示を許可
米国食品医薬品局(FDA)は11月1日、オリーブ油やオリーブ油を含む食品に対し、冠動脈性心疾患の予防効果を示すラベル表示を許可した。これまでの研究結果から、飽和脂肪の代わりに、オリーブ油やオリーブ油を使った食品に含まれる一価不飽和脂肪を摂取することで、冠動脈性心疾患の発症リスクが減ることを示すエビデンスが得られたため。
具体的にFDAが許可した表示は、「1日約大さじ2杯(23グラム)のオリーブ油を摂取すると、それに含まれる一価不飽和脂肪のために、冠動脈性心疾患の発症リスクが減少する可能性がある。この可能性のある効用を得るためには、同等量の飽和脂肪の代わりにオリーブ油を使い、1日の総摂取カロリーは増やさないようにするのがよい−−」という趣旨の文言を含んでいる。
FDAは昨年から、ごく一般的に使われている食品に対する健康上の効用について、それを支持する信頼性の高いエビデンスがある場合には、ラベル表示を許可している。これは、食品の健康に対する影響を明記することで、消費者が正しい情報に基づいて食品を選択できるようにすることが狙い。同時に、食品会社に対しても、健康によい食品づくりを促す目的もある。 同制度に基づいてFDAが表示を許可した食品としては、オリーブ油は3番目。詳しくは、FDAのニュース・リリース
◆蜂蜜でも食中毒が起こる──トルコ
生の蜂蜜で体調がおかしくなるという報告が、トルコで相次いでいる。ツツジ科の植物の1種。「ロドデンドロン」(rhododemdron)の花から集めた蜂蜜で、生産地のトルコで、これを口にした人たちが、相次いで病院に運ばれていることがわかったと、雑誌「緊急医学ジャーナル」(Emergency
Medicine Journal)11月号が伝えている。
それによると、すでに19人の患者が救急治療を受けており、症状は、血圧と心拍数の急激な低下、吐き気、嘔吐、目まい、衰弱など。このうち4人は一時的に心停止に陥った。この蜂蜜は、同国の黒海沿岸地方で、古くから、胃腸の薬、あるいは、性的刺激剤として、使われてきた。しかし、この蜂蜜には「グラヤノトキシン」(grayanotoxin)と呼ばれる毒性の成分が含まれており、食中毒を引き起こすことでも知られていた。この食中毒は、主にトルコで起きているが、この蜂蜜を輸入している国もある。ただし、食中毒を起こすのは生(なま)の蜂蜜だけで、加工されたものは安全だという。
◆野菜スープ・ガスパーチョは血中ビタミンCレベルを上昇させる
2004-11-04 17:03:47 健常人12人にスペインの冷たい夏野菜スープ・ガスパーチョを2週間食べ続けてもらったところ、血中のビタミンCレベルが上昇し、酸化ストレスや炎症反応のバイオマーカーレベルが低下しました。2004年11月のJ
Nutr誌に発表された研究成果です。
この結果から野菜スープは酸化ストレスを緩和し、炎症性バイオマーカーを抑制することで、循環器疾患を予防したりストレスを緩和したりする効果があると考えられました。
‥> News Source
+ Antioxidant-rich soup cuts stress levels / Nutraingredients
◆オメガ3脂肪酸はアトピーの小児の咳を抑制する
2004-11-07 20:05:25 家族に喘息患者がいる喘息のリスクが高い小児616人を対象にした3年間の調査で、オメガ3脂肪酸のサプリメント補給はアトピーの小児の咳を10%抑制させるという結果が得られました。2004年20月のJ
Allergy Clin Immunol誌に発表された研究成果です。
また、オメガ3脂肪酸を補給している小児はハウスダストに対する感受性も7.2%低下していました。オメガ3脂肪酸は非アトピーの小児では咳を減らす作用はありませんでした。
‥> News Source
+ Omega-3s reduce cough in allergic children / NutraIngredients
◆がん治療:八木田・元近畿大教授を処分 癌治療学会
日本癌(がん)治療学会(北島政樹理事長)は28日、八木田旭邦・元近畿大教授が開発したとしている「新免疫療法」の治療成績データが、「患者に誤解を与える」として八木田氏を厳重注意処分にした。 八木田氏は「11.5%の患者のがんが消え、3分の1の患者でがんが半減する」と著書などで効果をうたっていた。【鶴谷真】毎日新聞 2004年10月29日 1時09分
◆坂を下る運動は坂を上る運動よりも有意に血糖値を下げる
2004-11-09 16:29:42 健常人45人を対象にした試験から、坂を下る運動は坂を上る運動よりも有意に血糖値を下げるとわかりました。オーストラリアのVoralberg
InstituteのHeinz Drexel等がAmerican Heart Associationで発表した研究成果です。LDLコレステロールは坂を上る運動でも下る運動でも同様に下がりました。坂を上る運動ではトリグリセリド値が低下しました。
研究者等は糖尿病患者を対象にして、坂を下る運動が実際に血糖値を下げれるかどうかを調べたいと考えています。
‥> News Source
+ Different Exercise Makes for Different Effects / Reuters
◆αリノレイン酸が豊富な食品は女性の心臓病予防に効果的、たくさん摂る人は心突然死が半減
ω3脂肪酸の1つであるαリノレイン酸を豊富に含む食生活をしている女性は、心突然死や冠状動脈疾患による死亡リスクがあまり摂らない女性に比べ、46%も低いことが、8万人弱の女性を16年間追跡した米国の観察研究の結果、明らかになった。しかも心血管疾患の既往歴がある場合は、心突然死リスクが3分の1以下と極めて低く、2次予防効果も期待できる。11月8日のポスターセッションで、ハーバード大学医学校助教授のChristine
Albert氏(写真)が発表した。 Albert氏らの研究グループは、米国の看護師の女性を対象とした健康調査研究であるNurse's
Health Studyに登録した女性のなかで、1984年に食事調査に回答した女性7万6763人を16年間追跡した。
追跡期間中、169人が心突然死し、564人が冠状動脈疾患により死亡、1325人が死亡に至らない心筋梗塞発作を起こした。 調査対象者をαリノレイン酸の摂取量で5群に分け、それぞれの群の心疾患リスクを比較した。最も摂取量の少ない群は、摂取量の中央値が1日の摂取エネルギー量の0.37%で、順に、0.45%、0.52%、0.60%とし、最も摂取量の多い群は中央値が0.74%とした。最も少ない群の摂取量は1日当たり0.7g、最も多い群は1.5gを摂取していることになる。
最も摂取量の少ない群を1とした心突然死の相対リスクは、年齢、喫煙量、BMI、閉経、ビタミン摂取などの心血管疾患リスク要因で調整後も摂取量が多いほど有意に低下し、最も摂取量の多い群では43%と有意に低かった。冠状動脈疾患による死亡リスクも同様で、最も摂取量の多い群では23%低かった。こちらは個々の相対リスク低下は統計的有意ではないが、トレンドは有意に低下傾向を示した。心突然死、冠状動脈血管死亡のいずれも、他の脂肪酸摂取について調整後でも有意に低下傾向を示した。死亡に至らない心筋梗塞についてはαリノレイン酸摂取量との関連は見られなかった。 αリノレイン酸は葉野菜やナッツ、キャノーラ油などに豊富に含まれ、日本人ほど魚を食べない欧米人にとっては摂取しやすいω3脂肪酸なので、αリノレイン酸がDHAやEPAなどの摂取量を調整しても心疾患死亡の予防に有効であることを示唆する本研究はインパクトが強いと言える。
さらに興味深いのは、αリノレイン酸摂取が心突然死については2次予防も有効であることを示唆する結果が得られていることだ。年齢と心血管疾患リスク要因で調整後、最も摂取量の少ない群に対して最も摂取量の多い群の心突然死リスクの相対リスクは68%も低かった。 本研究は観察研究であり、Albert氏は、「αリノレイン酸を推奨するには今後の(介入)研究が必要」としていたが、循環器系疾患を抱えている魚嫌いの女性は、αリノレイン酸リッチな献立を心がけても損はなさそうだ。(中沢真也)
◆1日400IU(267mg)以上のビタミンEは有害:サプリ好きの米国民に衝撃走る
1日当たり400IU、α-トコフェロール換算で267mg以上のビタミンEを摂取した場合、総死亡率が10%程度増える。AHAが11月10日、研究報告についての記者会見と同時に発表したこのニュースを米メディアはこぞって一面扱いで取り上げた。健康の増進や回復を願って、健康メディアや一部医師の勧めるままに高容量のビタミンEを取り続けてきた人々が受けたショックの大きさは想像に難くない。
欧米を中心に世界各国で実施されたビタミンEに関する臨床試験結果を報告した19論文に基づくメタアナリシスに基づく研究で、11月10日のポスターセッションで、米Johns
Hopkins Medical UniversityのEdgar Miller氏らが報告した。 Miller氏らの研究グループは、1966年から2004年8月の間に発表されたビタミンEに関する論文のうち、1年間以上の追跡期間、10人以上の死亡が報告されている、死亡率が報告されている、などの条件を満たす無作為化プラセボ対照試験19論文について解析を行った。試験実施国は米国、欧州、オーストラリア、イスラエル、中国などで試験参加者は合計13万5967人。臨床試験のうち、1日400IU以上のビタミンEを投与していたのが11試験、400IU未満が8試験だった。 解析の結果、ビタミンE投与量と総死亡率には正の相関関係が見られた。1日投与量がおおむね150IUを超えると非投与群より死亡率が高くなり、400IU以上では顕著に増加していることが分かった。
400IU以上の投与を行った11論文の合計では、プラセボに対して総死亡は1万人あたり39人多く、相対リスクは1.04(CI:1.01-1.07、P=0.035)で有意な増加が見られた。400未満の8論文の合計では、総死亡はプラセボ群に対して1万人当たり16人少なかったが、相対リスクは0.98(CI:0.96-1.01、p>0.2)で有意な差は得られなかった。
この報告のもっと深刻な衝撃は、本報告で有害性が指摘された400IUという用量が、米国栄養評議会(CRN)や日本の厚生労働省が規定したビタミンEの1日当たり許容上限摂取量を下回っていることだ。 CRNではビタミンEの1日推奨摂取量を15mg(約23IU)、1日許容上限摂取量を1000mg(約1500IU)としている。日本でも第6次改定日本人の栄養所要量の中でビタミンEの推奨摂取量を男性10mg(約15IU)、女性8mg(約12IU)、許容上限摂取量を600mg(約900IU)と定めている。日本では現在、第7次栄養所要量の策定が進められているが、日米当局とも次期改定に当たっては何らかの形で本報告の反映を検討せざるを得ないだろう。 本報告については、AHA2004での発表と同時に、米国内科医会のAnnals
of Internal Medicine誌が、2005年1月4日号に掲載予定の原著論文を11月10日付けでWebサイトに早期掲載した。現在、こちらで全文を閲覧できる。AHAのニュースリリースはこちらまで。(中沢真也)
◆赤ワインを飲むと肺ガンの予防になる
赤ワインが肺がんの予防にも、役に立っているという研究成果が発表された。
研究を行ったのは、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ大学のホアン・バロス教授らで、学術誌「胸郭」(Thorax)11月号で発表した。研究者たちは、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ地区の肺ガン患者132人と、肺ガンでない入院患者187人を対象に、ワインを飲む習慣と病気との関係について調べた。その結果、赤ワインを飲んでいる人は、肺ガンを発病する割合が、赤ワインを飲んでいない人より小さいことがわかった。違いはそれほど大きくはないが、統計的に有意差があった。
ただし、効果は赤ワインのみで、白ワインを飲んでいる人は肺ガンになる割合がむしろ高かったという。赤ワインが、肺ガンに対して予防的に働くのは、赤ワインに含まれているタンニン類やレスベラトロールなどの抗酸化物質による作用ではないか、と研究者たちは言っている。
◆大豆タンパク質摂取量が豊富な女性ほどLDL(悪玉)コレステロールのレベルが低い
2004-11-15 18:46:00 European Prospective
Investigation into Cancer and Nutritionのオックスフォード群の女性1033人を対象にした調査で、大豆タンパク質摂取量が豊富な女性ほどLDL(悪玉)コレステロールのレベルが低いという結果となりました。
2004年11月のAm J Clin Nutr誌に発表された研究成果です。 大豆タンパク質を毎日6mg以上摂っている女性は0.5mg/日未満の女性に比べてLDLコレステロールが12.4%低くなっていました。
‥> Reference
Soy intake and blood cholesterol concentrations: a cross-sectional
study of 1033 pre- and postmenopausal women in the Oxford arm
of the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition.
Am J Clin Nutr. 2004 Nov;80(5):1391-6.
◆妊娠3-6ヶ月に鎮痛剤を使用した母親の子供は統合失調症になりやすい
Copenhagen Perinatal CohortとDanish Psychiatric
Central Registerに登録された7999人のデータを解析したところ、second-trimester(妊娠3-6ヶ月目)に鎮痛剤を使用した女性の子供は統合失調症に4.75倍なりやすいという結果となりました。
2004年11月のBr J Psychiatry誌に発表された研究成果です。
‥> Reference
Association between prenatal exposure to analgesics and risk of
schizophrenia. Br J Psychiatry. 2004 Nov;185:366-71.
◆バナナも「アレルギーの恐れ」 厚労省が使用表示を推奨
バナナが食物アレルギーを引き起こす恐れがあるとして、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会表示部会は16日、加工食品などに使用する場合、原材料にバナナが含まれていることを表示するよう、製造業者らに推奨することを決めた。 食物アレルギーを起こす恐れのある食品は、卵や小麦が知られている。食物中のたんぱく質に体が過敏に反応し、食べた後で湿疹や下痢のほか、重症の場合は呼吸困難、血圧低下などに陥る。
発症者が増えていることから01年、卵と乳、小麦、ソバ、落花生の5品目は、使用した際に原材料で表示することを食品衛生法で義務づけた。また、過去に発症報告があったキウイフルーツやクルミ、サバ、大豆など19品目の表示を推奨してきた。
◆前立腺肥大症にやっぱりノコギリヤシが効いた──米ハーバード大学
前立腺肥大症による症状の進行を食い止めるためにどうすればいいのか。毎日の暮らしのなかで何に気をつけるればいいのか、についての最新の知識
が、ハーバード大学から出版されている男性健康雑誌「ハーバード・メンズ・ヘルス・ウォッチ」11月号に掲載された。
この記事では、前立腺の障害にいいとされているサプリメントについて、これまでに発表された試験を分析した結果が紹介されている。それによると、数種類のハーブを比較したところ、一般に前立腺の障害に効くといわれている「セイヨウノコギリヤシ」が、やはり最も効果があることがわかった。
セイヨウノコギリヤシの利用によって、夜間の排尿回数が平均25%減少し、前立腺肥大症にともなう不快な症状が28%軽減されており、副作用も問題はないという。
◆睡眠時間が少ないと肥満になる
1982-1984年、1987年に実施されたアメリカのNational Health
and Nutrition Examination Surveyに参加した32-59歳の6115人を対象にした調査で、睡眠時間が少ないと肥満になるという結果になりました。North
American Association for the Study of Obesityの年次総会で発表された研究成果です。正常な睡眠(7-9時間)の人に比べて、睡眠時間が2-4時間、5時間、6時間の人はそれぞれ73%、50%、23%肥満になりやすいという結果となっています。一方10時間以上眠る人は肥満に11%なりにくいという結果となりました。2004年11月のJournal
of Clinical Endocrinology and Metabolism誌には別の研究者等によって、睡眠時間が減ると食欲を抑制するホルモン・レプチンのレベルが低下するという研究成果が発表されています。
‥> News Source
+ Nightmare of too little sleep is tied to too much weight / USA
Today
◆ビタミンCサプリメントを大量に摂取している閉経後糖尿病女性は循環器疾患で死亡するリスクが高い
2004-11-17 20:39:50 閉経後の糖尿病女性1923人を15年間追跡調査した結果、サプリメントとしてビタミンCを大量に摂っている人は心臓病や脳卒中で死亡するリスクが高くなると分かりました。2004年11月のAm
J Clin Nutr誌に発表された研究成果です。サプリメントとしてビタミンCを300mg/日以上摂っている人はビタミンCサプリメントを服用していない人に比べて心臓病または脳卒中で死亡するリスクが2倍高いという結果となっています。通常の食事から得るビタミンCレベルと心循環器疾患による死亡に相関はありませんでした。
ビタミンCの毎日の推奨量は男性90mg、女性75mgです。
‥> News Source
+ Vitamin C may increase mortality in diabetic women / NutraIngredients
◆飲む中絶薬で卵管破裂危険…厚労省が警告
インターネットを通じて個人輸入の形で販売されている国内未承認の「飲む中絶薬」について、厚生労働省は18日、ホームページで、敗血症などの細菌感染症と卵管破裂の危険性があると警告した。
この薬は「RU486」。今年6月、香川県の20代女性から「出血が止まらない」などと被害報告があり、同省は先月25日、出血多量などの副作用の恐れがあるとして、安易な服用を避けるよう呼びかけていた。
(2004年11月19日 読売新聞 )
◆ブドウジュースはHDLコレステロールレベルを上げる
2004-11-19 00:18:44 標準的な薬物で治療されている冠動脈疾患患者20人を対象にした2重盲検クロスオーバー試験(2週間→14日のウォッシュアウト→2週間)で、ブドウジュース(Welch)はHDLコレステロールのレベルを上げ、超酸化物(フリーラジカル)とCD40(血小板から分泌される炎症性の物質)のレベルを抑制するという結果になりました。
2004年11月のArterioscler Thromb Vasc Biol誌に発表された研究成果です。 CD40は血小板から分泌される物質で、動脈硬化や血管の炎症に関与すると考えられています。試験では、被験者はWelchのブドウジュースを7cc/kg/日飲みました。
‥> News Source
+ Grape juice increases good cholesterol / NutraIngredients
◆秘訣は「野菜、果物、豆」 長寿県福井でフォーラム
2000年の厚生労働省の調査で都道府県別の平均寿命が男女とも2位だった福井県が20日、「長寿」をアピールするためのフォーラムを福井市内で開き、長寿の秘訣(ひけつ)をめぐって活発な意見が交わされた。 フォーラムには、約300人が参加。冒頭、京都大の家森幸男名誉教授が「健康長寿の謎を探る」と題して講演し世界各地の食事を紹介。「野菜、果物、豆を食べることが長寿の秘訣。遺伝ではなく、(生活)環境が大事だ」などと話した。
パネルディスカッションでは、平均寿命調査で上位に並ぶ県の研究者らが「沖縄の『おばあ』はすごくパワフル。食文化や相互扶助の風習が生きている」「長野では食生活指導など保健予防活動が盛んだ」などと長寿の原因を分析した。(共同通信)
- 11月20日17時45分更新
◆海藻取り過ぎ注意 新生児の甲状腺に影響 熊大病院グループ発表
熊本大付属病院小児科の西山宗六講師(55)のグループは、妊婦が昆布やノリなどの海藻類に含まれるヨード(ヨウ素)を取り過ぎると、新生児が胎内で甲状腺(せん)に障害を受ける可能性があることを、このほど国内の学会で発表した。近くアメリカの専門誌にも掲載される。西山講師は「妊娠中の女性は摂取を控えてほしい」と注意を呼び掛けている。
新生児のほとんどは、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)の早期発見のため、甲状腺刺激ホルモン(TSH)値を測定する。西山講師らは同検査でクレチン症ではないが、TSH値が高いケースが多いことに着目。ヨードが甲状腺機能を抑制することから、二〇〇〇(平成十二)年四月〜〇三年三月の新生児の検査結果を基に、TSH値と、母親の妊娠中のヨード摂取量の関係を調べた。
その結果、甲状腺機能は低下していないのにTSH値が高い新生児の場合、母親の一日当たりのヨード摂取量は平均一・八一ミリグラムで、最大値は五・四五ミリグラム。平均値は、正常な新生児の母親の約六倍だった。このことから、西山講師らはヨードの過剰摂取が胎児の甲状腺に障害を与え、TSH値を高くしている可能性があると結論づけた。
西山講師によると、甲状腺に障害を受けた新生児は、TSHの血中濃度が上昇する高TSH血症になる。すぐに何らかの症状が出ることは少ないが、一、二カ月おきに採血検査しなければならず、九割は甲状腺ホルモンを一生服用する必要が出てくる。服用せずに成人すると、コレステロール値や中性脂肪値が高くなり、動脈硬化につながる。女性の場合は妊娠しにくく、流産しやすい体質になるという。
厚生労働省が定めるヨードの一日必要量は、昆布十グラムの含有量に相当する〇・一五ミリグラムで、上限は三ミリグラム。世界的には不足しやすい栄養素だが、日本の食生活では、意識的にヨードを取らなくても必要量を満たすことができ、むしろ過剰摂取になることが多いという。
西山講師は「検査や服薬のストレスは並大抵のものではない。海藻類は有益な食品だが、妊娠中の女性は摂取を控えてほしい。市販のだし類やめんつゆ類、カップめんなど、昆布エキスを含む食品は多く、知らないうちに摂取していることも十分認識してほしい」と話している。
◆ウオーキングでぼけ防止
楽な速さで毎日規則的に歩いているお年寄りは、頭がシャープで、痴呆を起こしにくいことを証明する研究が発表された。一つは、ハーバード大学公衆衛生学部の疫学者、ジェニファ・ウーブ博士が行った研究者で、70歳から81歳までの高齢女性1万8000人を対象に、体を動かす習慣と健康状態について、12年間追跡調査した。その結果、定期的に、楽な速さで歩いている高齢女性は、頭脳のシャープさなど、一般的な精神的活動が、数年も若いことがわかった。例えば、1週間に少なくとも6時間歩いている女性は、あまり体を動かしていない女性よりも、痴呆など精神的障害を起こす割合が20%低かった。
◆携帯電話を10年以上使うと聴神経腫の危険が2倍に
スウェーデンの医学研究機関Karolinska Institutetが、アナログ携帯電話機と聴神経腫の関係について調査した結果を現地時間10月13日に発表した。携帯電話機を10年以上使っていると、聴神経腫の発生する危険性が2倍になるという。使用期間が10年未満だと、発生率に差はなかった。聴神経腫は主に聴神経に発生する良性腫瘍で、脳/脊髄腫瘍の一種。進行が遅く、診察で見つかるまでに数年かかるという。良性なので転移することはないが、大きくなると難聴、めまい、顔面神経麻痺、三叉神経痛などの症状が出る。成人の発生率は1年間で10万人に1人未満。調査は約150人の患者と約600人の健常者を対象に行った。アナログ方式の携帯電話機を10年以上使用した人の場合、発生の危険性が通常の約2倍あった。携帯電話機を片方の耳だけで使っていると、そちら側で発生する危険性が約4倍に高まる。反対側の発生率に変化はなかった。なお、調査対象としたのはNMT方式のアナログ携帯電話機であり、「通常のアナログ電話機やGSM方式デジタル携帯電話機と、聴神経腫との関係については不明」(Karolinska
Institutet)である。〔2004年10月
15日 17時58分〕
◆ブラジルに「124歳」女性ギネス記録10歳上回る
ブラジル国内の様々な最高記録を集めて認定している「ランクブラジル」が、南部パラナ州に住む女性を124歳だと認定した。ギネスブックにも申請予定で、認められれば現在、世界最高齢とされるオランダ女性の114歳を10歳上回るという。
女性はマリア・オリビアさん。同州アストルガに住んでいる。マリアさんが持っている出生証明書によると、生まれたのは1880年2月28日。視力が落ち少し衰弱しているが、自分の足で立つこともでき元気だという。
地元紙などによると、おしゃべり好きで明るい性格。知人のひとりは「彼女の記憶力には脱帽する」と話す。60年代に自分の家が火事になったことなど、人生の思い出話をするのが好きだ。
2度結婚し、4人の養子を含む14人の子供を育て上げた。食欲も旺盛でよく眠る。「長生きして、世界がもっと平和になるのを見たい」と周囲には話しているという。
(2004/10/14)
◆カフェインは腎臓結石のリスクを増加させる
腎臓結石を持つ39人と腎臓結石をもたない9人を対象にした試験から、カフェインは腎臓結石のリスクを増加させるとわかりました。
2004年8月のJ Urol誌に発表された研究成果です。 カルシウムが尿中により分泌されると腎臓結石がおきやすくなります。一方、マグネシウムやクエン酸塩の分泌増加は腎臓結石をおきにくくします。
‥> Reference
Acute caffeine effects on urine composition and calcium kidney
stone risk in calcium stone formers. J Urol. 2004 Aug;172(2):555-8.
◆βカテニン、ビタミンA、C、E、セレン等の抗酸化剤に胃腸癌予防効果はない
患者数を合計すると170,000人以上になるランダム化臨床試験14報告をメタ解析した結果、βカテニン、ビタミンA、C、E、セレン等の抗酸化剤の単剤または併用に食道癌、胃がん、結腸直腸がん、膵癌、肝臓癌を予防する効果はないという結果となりました。ただし、唯一セレンは胃腸癌を予防する可能性があるという結果となっています。2004年10月2日のLancet誌に発表された研究成果です。
今回の解析結果によると、予防する効果がないだけならまだしも、βカテニンとビタミンAまたはβカテニンとビタミンEを併用すると癌による死亡率が上昇していました。14報の試験のうち4報で、セレニウムに胃腸癌を予防する効果があるという結果となっています。しかし明確な差はついていないため、セレニウムの効果についてはさらに調べていく必要があると研究者等は主張しています。
◆微量元素セレニウム(selenium)はガンを予防する
「木の実、野菜、穀物などに多く含まれる微量元素は癌抑制タンパク質・p53の活性を増加させて癌化を抑制する」という実験結果がインディアナポリスにあるインディアナ大学の研究者(Martin
L. Smith)によってPNAS誌の速報として発表されました。
実験結果から、セレニウムによるp53タンパク質の活性化にはRef1タンパク質の協力が必須であることも明らかとなりました。
◆クランベリージュースは女性の尿路感染症を防ぐ
クランベリージュースは女性の尿路感染症を防ぐ作用があることを示す研究成果をAnnual
Meeting of the Infectious Diseases Society of America (IDSA)でUniversity
of Washingtonの研究者等が発表しました。研究者等はクランベリー27%を含むジュースを3人の女性に飲んでもらい、6時間後に3人の尿を回収しました。その尿で尿路感染症を引き起こすバクテリアを培養し、培養した大腸菌を膀胱細胞に接触させました。その結果、クランベリージュースを飲む前の尿で培養した大腸菌に比べて、クランベリージュースを飲んだ後の尿で培養した大腸菌は膀胱細胞にあまりくっつきませんでした。
クランベリージュースの大腸菌を遠ざける力は、クランベリージュースの摂取量に比例しました。フランス政府はクランベリーの尿路感染症治療効果を早々に認めています。
‥> News Source
+ More cranberry is more powerful against urinary infections /
Nutraingredients
◆クランベリーはヘルペス治療効果がある
クランベリーの一種・コケモモに含まれるproanthocyanidin A-1という物質は、陰部ヘルペスの原因であるHSV-2が宿主の細胞に感染するのを防ぐ作用があると分かりました。2004年10月15日のJournal
of the Science of Food and Agriculture誌オンラインバージョンに発表された研究成果です。コケモモはこの他に胃の病気にも使われますし、乾燥させた花は肺疾患の治療薬として使用されます。
◆イソフラボンは乳癌の転移を抑制する作用がある
2004年9月24日のNutraingradientsによると、大豆由来のイソフラボンは乳癌細胞の転移を防ぐ作用があるという細胞実験の結果が発表されました。University
of UlsterのPamela Magee等による研究成果です。東南アジアの人々のレベルでイソフラボンは乳癌細胞の転移を防ぐ作用がありました。この結果から、大豆製品を多く摂ると乳癌をはじめとして癌の転移を防げると考えられました。また、去年の10月には、イソフラボンまたは大豆の植物化学物質濃縮物は用量依存的に腫瘍の増殖を防ぐという研究成果がハーバード大学の研究者等によってInternational
Journal of Cancer誌に発表されています。
‥> News Source
+ Soy could stop spread of breast cancer / NutraIngredients
◆赤ワインは前立腺ガン予防にもいい
米シアトルにある「フレッド・ハンチンソンがん研究センター」の報告によると、毎日赤ワイン1杯程度飲んでいる人は、前立腺ガンになる割合が小さいことがわかった、という。研究者たちは、シアトル地域に住む40歳から64歳までの男性750人を対象に、アルコール類を飲むか、飲むならどういうアルコール飲料か、について面談をして、調べた。この人たちは全員、前立腺ガンと診断されて間もない人たちだった。
同時に、健康な同年代の男性703人についても調べた。こうして得られたデータを分析したところ、赤ワインを週に4杯以上飲む人では、前立腺ガンになるリスクが。はっきりと小さいことがわかった。毎日赤ワイン1杯の割合で飲んでいる人では、前立腺ガンのリスクが50%小さかった。
◆ワインにはアルツハイマー病を防ぐペンタペプチドが含まれている
日本の研究者・Michikatsu Sato等が、アルツハイマー病の発病に関わるProlyl
EndoPeptidase (PEP) という酵素を阻害するペンタペプチド(pentapeptide)がワインに含まれていることを発見しました。PEPはプロリンを含むペプチドを選択的に切断する酵素で、記憶や学習に関わるホルモンを切断します。今回の結果から、ワインのペンタペプチドはvasopressin,
substance P, neurotensin fragments 8-13といったホルモンレベルの低下を防ぐことが確認されました。またアルツハイマー病患者の脳内に認められるAβを生成する可能性も示唆されています。Sato博士は、昨年までメルシャンの研究所で働いていました。今回の研究成果は2003年2月のBiosci
Biotechnol Biochem誌に発表されています。今回発見されたペンタペプチドが最も多かったのはメルローのワインでした。
◆ワインは高血圧男性の死亡リスクを下げる
1978-1985年にフランスCenter for Preventive Medicineで診察をうけた健常男性36,583人を13-21年間追跡調査した結果、ワインを毎日適度(アルコール量が60g未満/日)に飲んでいる高血圧男性は全く飲まない男性に比べて長生きすると分かりました。2004年9月のAm
J Clin Nutr誌に発表された研究成果です。収縮期血圧が158、139、116mmHGでワインを適度に飲んでいた男性は飲まない男性に比べて死亡するリスクがそれぞれ23、27、37%低下しました。
‥> News Source
+ Wine drinking seen to reduce mortality in those with high BP
/ Nutraingredients
◆白内障予防に赤ワイン サントリーなどが研究発表
サントリーは18日、赤ワインが白内障の予防に効果があるとの研究結果を発表した。金沢医科大学、国立アイスランド大学医学部の共同研究で明らかになったもので、このほど、ドイツで開かれた学会で報告した。 調査はアイスランドのレイキャビクで、50歳以上の841人を対象に実施。月1回以上酒を飲む人と飲まない人に分けて、白内障の診断をした。白内障にかかる率は、飲酒の有無では大きな違いが見られなかったが、赤ワインを飲む人は酒を飲まない人の約半分にとどまった。赤ワインのどの成分に予防効果があるかが分かれば、医薬品への応用も期待できるため、サントリーは「因果関係を明らかにしたい」としている。 白内障は目の水晶体が濁る病気。金沢医科大では国内の50歳以上の白内障患者は、2003年で2700万人と推計している。 [共同通信]
◆黒酢は大腸癌細胞の増殖を抑制する
大腸癌細胞、肺癌細胞、乳癌細胞、膀胱癌細胞に対する黒酢抽出物の効果を調べた結果、黒酢は大腸癌細胞の増殖を最も顕著に抑制すると分かりました。2004年3月のJ
Exp Clin Cancer Res誌に発表された研究成果です。研究の結果、黒酢抽出物はp21を誘導することによって癌細胞に細胞死をもたらしていると考えられました。
◆朝鮮人参の抽出物質から作られたCold-fXは風邪やインフルエンザを予防する
43 323人を対象にした1年間のプラセボ対照試験から、朝鮮人参の抽出物質から作られたCold-fXは風邪やインフルエンザを予防する効果があると分かりました。
Cold-fXを1日2カプセル服用すると、風邪の頻度が26%低下し、風邪の再発は56%防げました。また風邪の日数は45%低下し(Cold-fXで6日、プラセボで10.9日)、重症度は31%低下しました。
Cold-fXはCV Technologies社が開発しています。
CV Technologies社はChemBioPrintというテクノロジーを用いて、カプセルあたりの有効成分が一定量になることを保障しています
◆ウエストナイルウイルス、ついにハワイに到達
1999年に突然ニューヨークで発生して以来、米大陸を西へ南へと、5年かけて次第に広がって行ったウエストナイルウイルスが、ついに海を隔てたハワイ州に到達した。10月5日伝えられたところによると、この程ハワイ・マウイ島のカフルイ空港で捕獲された野生のスズメからウエストナイルウイルスが検出された。ハワイ州でウエストナイルウイルスが報告されたのは初めてで、米西海岸から、ウエストナイルウイルスに感染したスズメが、なんらかの形で航空機に乗って飛来したためと見られている。航空貨物に紛れ込んで、スズメが“ヒッチハイク”したのではと言われている。
昨年(2003年)には、全米で約1万人がウエストナイルウイルスに感染し、うち20%が、高熱、吐き気、関節痛などん脳炎様の症状を訴え、260人が死亡している。
◆2004.10.15 米NIH、サプリメントの最新エビデンス集を公開 ビタミンD、魚油、緑茶などの健康効果を紹介
米国国立衛生研究所(NIH)の栄養補助食品室(ODS:Office of Dietary
Supplements)は10月8日、食品成分の健康効果に関する最新の研究成果を取りまとめた報告書を発表した。 この報告書は、2003年に発表された食品成分関連の論文から、特に優れたものを25報、厳選して紹介している。ODSは2000年から毎年、同様の報告書を公表しており、今回が5冊目。報告書はインターネット上で公開されており、だれでも閲覧できる。 ODSは、1994年に米国で制定された栄養補助食品健康・教育法(DSHE法)に基づいて、1995年に設置された。1.食品成分の健康効果に関する情報を集め、専門家や一般消費者向けのデータベースを作る、2.集中して研究すべき有望な食品成分を選定する−−などの業務を行っている。
報告書で取り上げた論文は、すべて査読者が存在する学術誌に掲載されたもの。2003年版では、英医学誌「Lancet」、米国医師会誌「JAMA」、米科学誌「PNAS」など一流の学術誌34誌に掲載された300報以上の論文を、45人の専門家が審査して、最も優れた25報を選んだ。 今回選ばれた論文の研究分野は、1.骨と関節、2.ガン、3.心臓病、4.炎症性の病気、5.胎児・新生児の健康−−の5分野。ビタミンDの骨折予防効果や、魚油やシソ油などに多いオメガ3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)の動脈硬化巣安定化効果、緑茶のコレステロール低下効果など、日本でも注目を集めた研究結果が紹介されている。 また、これまでは「ビタミン」「抗酸化成分」など成分別の分類だったが、今年から健康効果別の分類へと変わり、消費者や医療従事者がより利用しやすい形になっている。 この報告書の名前は「Annual
Bibliography of Significant Advances in Dietary Supplement Research
2003」。(内山郁子)
◆鉄分が不足しても多すぎてもパーキンソン病になる
鉄分の摂取量が多すぎたり少なすぎたりするとパーキンソン病になるリスクが高くなると考えられました。
2004年10月2日のExperimental Neurology誌オンラインバージョンに発表された研究成果です。 鉄分摂取を制限したマウスはパーキンソン病を引き起こすMPTPという物質を投与してもドパミンレベルの低下や運動障害はおきませんでした。しかしながら、鉄分を制限したマウスでは、p53を介した神経細胞死が原因と想定されるドパミンレベルの低下が認められ、運動障害も生じました。
‥> News Source
+ Iron imbalance linked to Parkinson's disease / Nutraingredients
◆喫煙で歯周病の危険増大 歯科医学会が脱たばこ宣言
日本歯科医師会の会員らでつくる日本歯科医学会は15日までに、喫煙によって歯周病などの危険が高まる上、治療効果も大きく低下するとして、たばこ社会からの脱却を呼び掛ける「脱たばこ宣言」をまとめた。横浜市で29日から開く総会で公表する。
厚生労働省の統計によると、国内の2002年の喫煙率は約24%(男性は約43%)で減少傾向にあり、受動喫煙への対策を求めた健康増進法も昨年5月に施行された。しかし、同総会準備委員長の須田英明東京医科歯科大教授は「口腔(こうくう)保健や医療の面での取り組みは、まだ十分とは言えない」と宣言を出す理由を説明している。
(共同通信) - 10月15日17時23分更新
◆喫煙で関節リウマチ発症リスクが増大
関節リウマチ(RA)に遺伝的素因のある人では、喫煙によってRAリスクが大幅に高まることが医学誌「Arthritis
& Rheumatism」10月号掲載のスウェーデンでの研究で判明した。 研究者らはRA患者858人および健常者1048人全員から血液サンプルを採取し、RAの主要な危険因子である共有エピトープ(SE)遺伝子および明確な特徴であるリウマチ様因子を調べるとともに、喫煙など生活習慣についての情報を得た。
その結果、RAリスクはSE遺伝子を持つ喫煙者が7.5倍、SE遺伝子を2つ持つ喫煙者が15.7倍で、SE遺伝子を持つ非喫煙者が2.8倍であった。また、SE遺伝子を持たない喫煙者では2.4倍であった。本研究は、RAその他の自己免疫疾患に寄与する因子についての重要な情報を提供する一方で、複合性疾患の遺伝的解析に環境曝露に関するデータを含める必要性を強調している。
[2004年10月7日/HealthDayNews]
◆ブロッコリーの芽に含まれる成分・スルフォラファンは膵癌治療効果がある
膵癌のモデルマウスでの実験で、ブロッコリーの芽に含まれる成分・スルフォラファンは膵癌を縮小させる効果があるという結果となりました。2004年10月のMol
Cancer Ther誌に発表された研究成果です。実験の結果、スルフォラファンは細胞死を誘導し、細胞周期を止めるなどの作用により膵癌を縮小させると考えられました。免疫不全のマウスを用いた実験で、スルフォラファンは腫瘍サイズを40%縮小させました。
◆飲みすぎは不整脈を招く
Danish Diet, Cancer, and Health Studyに参加した47,949人を対象にしたおよそ5.7年間の前向き追跡調査から、アルコールの摂取量が多い男性は心房細動または心房粗動になりやすいという結果となりました。女性ではアルコール摂取量と心房細動または心房粗動に相関はありませんでした。2004年10月のArch
Intern Med誌に発表された研究成果です。アルコール摂取量に応じて男性を5群にわけた場合、一番飲んでいる群のアルコール摂取量は68.7g/日でした。最も飲んでいない群では4.1g/日でした。最も飲んでいない群と比べて、最も飲んでいる群では心房細動または心房粗動になるリスクが1.46倍高くなっていました。
◆ウコン摂取で肝障害 肝硬変の60代女性、症状悪化し死亡
機能を高めるはずが…
肝機能を高めるとされるウコンを粉末にした健康食品の摂取をきっかけに、東京都内に住む肝硬変の六十代女性の症状が悪化し死亡していたことが、東京逓信病院による同病院の患者が対象の調査で十八日分かった。 調査では、このケースを含めて平成八年以降、十一人がウコンとの因果関係が疑われる肝障害を発症。厚生労働省研究班の調査でも比較的安全性が高いとされているウコンによる肝障害が相次いでいることから、同省は対応を検討している。
同病院によると、原因は不明だが、代謝物質が肝臓に負担をかけたり、アレルギー反応を起こしたりした可能性があるほか、摂取開始で気がゆるみ生活習慣が乱れたことも考えられるという。 死亡例などを除いて使用をやめると改善。同病院では「もともと肝臓に障害がある人は摂取前に医師に相談してほしい」と話している。 死亡した女性は肝硬変で同病院を受診。状態は安定していたが十三年、医師に告げず粉末ウコンを毎日のみ始めたところ二週間後に症状が悪化、入院したが腹水がたまり三カ月後に死亡した。 また、六十代の肝硬変の男性は、のみ始めた後に肝性脳症で入院。ウコンをやめ食生活を改善すると状態は回復した。 ほかにもB型やC型の慢性肝炎患者六人が肝機能悪化で入院するなど、計十一人がウコン摂取後に肝障害を発症した。
厚生労働省新開発食品保健対策室の話「ウコンと肝障害の因果関係に関する研究班の調査報告を待って対応を考えたい。ウコンが原因だったとしても成分が悪いのか、本人の体質や特定の製品の製造方法が要因なのか見極めなければならない」
◇ ウコン ショウガ科の植物で錠剤や粉末にした健康食品が人気。胆汁の分泌を活発化、肝臓の働きを良好にする。一方で過剰摂取、長期摂取は消化管に障害を起こすことがあり、動物実験では大量摂取が肝臓に毒性を示すと確認されている。
(産経新聞) - 10月19日2時59分更新
◆男性の3割が肥満、深刻事態に厚労省も危機感
10年間で肥満男性を「4人に1人」から「6人に1人」に減らすことなど、具体的な数値目標を掲げた厚生労働省の健康政策「健康日本21」で、肥満や飲酒など少なくとも20項目について、目標を設定した2000年当時より数値が悪化していることが18日、分かった。 男性の肥満は「3人に1人」に迫りつつある。10年計画の中間点となる現時点で、目標に近づくどころか逆に離れつつある深刻な事態に、厚労省は危機感を募らせている。 「健康日本21」は、がんや糖尿病などの生活習慣病の予防を目指し、厚労省が国民向けに食生活や運動、休養など9分野、計70項目の目標値を設定。2010年までの10年計画で、「塩は1日に10グラム未満」といった細かい目標を示し、話題となった。
肥満者の割合は、男性(20―69歳)が24%から15%まで、女性(40―69歳)が25%から20%まで下げる目標だが、今回、厚労省が中間値をまとめたところ、男性が29・4%、女性が26・4%と肥満が進行。日本酒で1日3合以上を飲む「多量飲酒」も、男性では4・1%から3・2%まで下げる目標に対し、7・1%にまで増えていた。
◆肥満=日本肥満学会が1999年に決めた診断基準が一般的に使われる。体重(キロ・グラム)を身長(メートル)の二乗で割った数値が「25」以上だと肥満で、例えば身長170センチの人は、63・5キロが適正体重、72・2キロ超が肥満。
(読売新聞) - 10月19日3時8分更新
◆魚含有脂肪酸の濃度と自殺未遂に相関
魚に含まれている脂肪酸「エイコサペンタエン酸」(EPA)の血中濃度が高い人は、低い人と比べて自殺未遂を引き起こす危険度が大幅に減ることが、日中共同で実施した疫学調査でわかった。もう一つの魚由来の脂肪酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)でも同じ傾向が見られた。
2002年2月から7月まで中国の大連医科大学の救急病棟に自殺未遂で入院した100人と、ほかの理由で入院した100人から採血し、赤血球中のEPA濃度などを調べた。
200人をEPA濃度の濃さによって4グループに分類。濃度が1番低いグループに未遂者が37人(それ以外13人)含まれたのに対し、濃度が最も高いグループは13人(同37人)だった。統計的に処理すると、濃いグループは低いグループより自殺未遂の相対的リスク(危険度)が8分の1になるという。DHAの場合は同リスクが5分の1だった。
[2004年10月18日/日経産業新聞]
◆ビタミンサプリメントが消化管癌のリスク高める
ビタミンおよび抗酸化サプリメントの服用者は100万人に上るが、英国医学誌「Lancet」10月2日号掲載の研究では、このような服用者の癌による死亡リスクが非服用者に比べて高いこと、セレニウムサプリメントでリスクが低減する可能性があることが判明した。研究は17万人を上回る参加者が関与する14の主要な試験結果をレビューしたもので、β(ベータ)カロテンおよびビタミンA、C、E含有サプリメント服用者が食道、胃、膵臓、肝臓、大腸の癌で死亡する可能性は、試験の半数においてプラセボ服用者に比べて6%高かった。また、サプリメントの危険性はβカロテンとビタミンAの組み合わせで30%、βカロテンとビタミンEの組み合わせで10%上昇した。
抗酸化サプリメントが有害作用をもたらす原因は不明である。しかし、研究者でニス大学(セルビア・モンテネグロ)内科教授のGoran
Bjelakovic博士は、異常化する細胞を体が破壊する過程のアポトーシス(細胞死)をサプリメントが抑制するためではないかと推測し、服用者における死亡率の上昇をあらゆる無作為化試験で徹底的に調べる必要性を強調している。現在、米国対癌協会(ACS)および米国立癌研究所(NCI)はいずれも癌予防にビタミンサプリメントを推奨しておらず、その予防作用や危険性を納得の行く形で示す証拠も得られていない。NCIは前立腺癌予防を対象にセレニウムおよびビタミンAの大規模な臨床試験を実施しているが、消化管癌リスク低減に確実に役立つのは、やはりスクリーニング検査、禁煙、適切な体重維持である。
◆ウイスキーが合併症抑制? 糖尿病で効果とサントリー
サントリーは19日、ウイスキーの中に糖尿病合併症の発症を抑える成分が含まれている可能性が高いと発表した。福山大(広島県福山市)や静岡県立大との共同研究で突き止め、3日の日本糖尿病合併症学会で報告した。 体の細胞内にあるアルドース還元酵素という物質は糖尿病性網膜症などの合併症を加速することで知られている。サントリーは、いくつかの飲料を加えてこの酵素の活性化をどれだけ抑えられるか実験した。その結果、ウイスキーが83%に達し、ウーロン茶の38%、緑茶の6%、赤ワイン5%を大きく上回った。
熟成期間の違うウイスキーでも比較したところ、30年ものが56%、20年が42%などと年数が長いほど高い結果が出たという。 サントリーは「アルドース還元酵素の働きを抑える成分は、オークたるで熟成する過程で出ているのではないか」と話している。
(共同通信) - 10月19日20時15分更新
◆許容摂取量の85倍測定 ジクロルボス含む殺虫剤
東京都は20日、ゴキブリなどの駆除に用いる有機リン系の劇薬「ジクロルボス」を含む蒸散型殺虫剤を使用実験した結果、世界保健機関(WHO)が定めた1日許容摂取量の推定最大85倍に上ったと発表した。都は、医薬品として承認した厚生労働省に対し、多数の人が出入りする食堂などでは使用を制限するよう要望した。都によると、昨年10月、市民団体が都消費生活条例に基づき調査を申請。都は室内につり下げて使う一般家庭用と、ファン付きの殺虫機で噴霧する業務用の2種類について実験した。実験場所は約6畳間で、期間はつり下げタイプが21日間、殺虫機装着タイプは13日間。1日許容摂取量は体重1キロ当たり3・3マイクログラムだが、殺虫機装着タイプは実験初日に、子供(体重15キロ)の場合は推定で許容量の85倍を摂取することになる濃度を測定した。
(共同通信) - 10月20日12時33分更新
◆コーヒーは炎症マーカーのレベルを上昇させる
男性1514人、女性1528人を対象にした調査(ATTICA study)結果から、コーヒーを1日に200mlより多く飲む人は循環器疾患のリスク要因である炎症マーカーのレベルを上昇させると分かりました。
2004年10月のAm J Clin Nutr誌に発表された研究成果です。コーヒーを飲まない男性に比べて、1日に200mlより多くコーヒーを飲む男性ではC-reactive
protein (CRP) のレベルが30%、白血球の数が3%高くなっていました。女性ではCRPレベルが38%、白血球数が4%高くなっていました。British
Heart FoundationのDirectorであるJeremy Pearson博士は「高血圧などのリスクファクターを有する人はコーヒーを控えるべきかもしれない。しかし今回の結果から分かったコーヒーによる炎症マーカー上昇が心臓疾患のリスクを有意に上昇させるとは考えられない。また、コーヒーを止めることで心臓疾患を予防できるとも考えられない。それよりは運動や健康な食事をした方が効果的」とコメントしています。コーヒーを飲むと糖尿病を防げるというような報告もあります。British
Coffee AssociationのZoe Wheeldon氏がBBCのインタビューに回答しているように、1日4-5杯なら安全といえるかもしれません。
◆<謎の急性脳症>キノコ食べ腎障害の5人死亡 新潟と山形で
新潟・山形両県で9月下旬以降、原因不明の急性脳症が相次ぎ、5人が死亡したことが21日分かった。死者はいずれも元々重い腎障害があり、うち4人は「スギヒラタケ」と呼ばれるキノコを食べた後に発症していた。しかし、スギヒラタケには毒性がないとされる。16日から新潟県に急きょ専門家を派遣した厚生労働省はウイルス感染症や農薬など別の原因も調べたが、不明のままだ。同省は「これだけ調査しても分からないとは、非常に珍しいケースだ」と困惑する一方、「腎障害のある人はこの地域のスギヒラタケを食べるのを控えた方がよい」と呼び掛けている。
新潟県健康対策課によると、同県内では山北町や朝日村など県北部を中心に50〜80代の男女11人が発症し3人が死亡した。いずれも腎障害を持ち、発症前の2週間以内にスギヒラタケを食べていた。11人は下肢の脱力などの初期症状が数日続いた後、手足が意思と関係なく動く不随意運動や重いけいれん、意識障害を起こしたという。全員が入院し、1人は退院した。一方、山形県は新潟県の情報に基づいて県内を調査したところ、新潟県に隣接している置賜地方の60代女性と庄内地方の70代男性が急性脳症を発症し、10月中旬に死亡していたことが分かった。山形県保健薬務課によると、2人とも人工透析を受けており、1人はスギヒラタケを食べた後、発症した。もう1人は食べていたかどうか不明だ。新潟県から14日に連絡を受けた厚労省は国立感染症研究所や日本中毒情報センターの専門家を派遣し、調査している。急性脳症はウイルスや細菌に感染したり、何らかの中毒物質が体内に取り込まれると起こる。同省は患者に下痢や吐き気などの中毒症状がなかったことから、「スギヒラタケそのものが原因とは考えにくい」とみている。また、家族や周辺に同様の症状の患者がいないため、感染症の可能性は低いと判断した。
キノコに毒性のあるかび、山林に散布された農薬などが付着していた可能性を検討しているが、原因となった物質は見つかっていない。専門家の間では、「スギヒラタケを食べて、急性脳症が出るとは聞いたことがない」(河岸洋和・静岡大農学部教授)とキノコ原因説を否定する見方が出ている。一方、浜松医科大第一内科の菱田明教授は「スギヒラタケに含まれる何らかの成分が腎障害のために尿に排出されず、血液中にたまって脳細胞を侵した可能性もある。普通の抗生物質でも大量投与すれば起こる話で、再発防止のためにも原因物質を突き止めるべきだ」と指摘している。厚労省厚生科学課は「キノコが突然変異して毒性を持つなど、すべての可能性を捨てずに調べ、原因を明らかにしたい」と話している。 【渡辺暢、大場あい、中村牧生】
■ことば=スギヒラタケ
全国に分布する白い扇形のキノコで、秋に杉の倒木や切り株に生える。毒性はないとされ、味が良く珍重されるが、栽培は難しいという。
(毎日新聞) - 10月22日2時1分更新
◆土壌、動物実験…多角的調査=急性脳症多発、原因解明に全力
新潟、山形両県で突如、13人もの急性脳症疑い例が確認され、5人が死亡した問題は、住民に不安を広げている。いずれも腎機能が低下する疾患を抱え、発症前にきのこの一種「スギヒラタケ」を食べていた点が共通だが、「スギヒラタケそのものが原因とは考えにくい」(厚生労働省)ためだ。両県や国立感染症研究所などは、あらゆる可能性を想定し、多角的に調査を進める方針だ。11人の疑い例が発覚、うち3人が死亡した新潟県。最初の届け出があったのは今月8日、県北部の病院から保健所にあった。めったにない急性脳炎の疑いがある同じ症例が3件ある、という内容だった。
翌週にも同様の届け出が相次ぎ、県は異変を察知。報告が集中した県北部の岩船郡を中心に調査を開始したところ、同様の症例報告がすぐに増え、同郡とは離れた県中部の北魚沼郡からも届いた。疫学調査の結果、疑い例は11人となった。 同県はこれまで基礎的調査を重ねてきた。今後は保健所を通じ、患者の健康状態について200項目以上を調べるほか、キノコが生えている周辺に原因となりそうな化学物質が含まれていないか土壌調査も実施。また、動物実験や採取したスギヒラタケのサンプル調査、過去の文献に同様の症例が載っていないかなど「あらゆる角度で、詳細な調査を進めていく」(保健福祉部)方針。また、患者本人や家族の不安を和らげ、住民の相談に乗るため、岩船郡などに職員を派遣して心のケアにも当たる。
(時事通信) - 10月22日6時4分更新
◆「誇大広告」見破る9カ条 健康食品、厚労省が例示
科学的な根拠があいまいなままダイエットや健康改善などの効果をうたった健康食品が多く出回っているため、厚生労働省は23日までに、国立健康・栄養研究所(東京)のホームページに、9項目からなる「虚偽・誇大広告にだまされない方法」を掲載した。
実際に使われるフレーズや表示を9つのパターンに分類し分かりやすく例示しており、厚労省は「消費者が広告の真偽を見分ける判断材料にしてもらいたい」としている。 例示されているフレーズは「即効性」「万能」「ガンが治った」「天然」「食品だから安全」「新しい科学的進歩」「ダイエットに効く(特許番号○○番)」など。 過度の期待を抱かせたり医薬品と同等の効果を信じさせる表示のほか、毒素を含む天然成分が使われたり、特許を受けても効果が認められていないケースに注意が必要としている。
(共同通信) - 10月23日16時33分更新
◆働き盛りはご用心! 週明けの脳卒中発作 2004年09月17日200410-1
年齢・性別を問わず月曜日は要注意。女性は冬、高齢男性は春が危険――。
鳥取県で17年間に発生した1万2529件にのぼる脳卒中発作の疫学研究から、脳卒中の発症パターンには、年間(季節)変動と曜日による変動という2つの周期性が見られることが明らかになった。 この調査結果を報告したのは、鳥取大学医学部保健学科教授の倉鋪桂子氏らの研究グループ。倉鋪氏らは、鳥取県が1985年に県の事業として開始した脳卒中登録事業で、1985年1月1日から2001年12月31日までに登録された1万7056人(初回発作の患者)のうち、40歳以上の1万2529人について分析を行った。
これらの患者は、一般的な退職年齢を考慮して、40〜59歳の若年群(2116人)と60歳以上の高齢者群(1万413人)に分け、性別、年齢群別に分析した。 まず曜日による変動では、年齢、性別を問わず月曜日の発症率が高く、日曜日には最低になる傾向が明らかに見られた。
日曜日と月曜日の差は若年者でより大きく、仕事によるストレスの影響がうかがわれた(ファクトシート参照)。 特に若年群の女性では、日曜日の発症が約11.3%なのに対し、月曜日は約17.2%で、週明けにはいきなり脳卒中の発作リスクが日曜日の1.5倍強にまで跳ね上がった。
若年群の男性でも、日曜日の約12.6%から月曜日には約17%と急上昇するが、火曜日には約14.3%まで再び減少、火〜土曜日はほぼ14%前後で一定だった。
一方、高齢者群では、週内の変動幅は男性で約2%、女性で約3%と、若年群の半分程度だった。脳卒中の発症リスクは日曜日に最も低く、月曜日に急上昇する点は若年群と同様だが、なぜか男女とも木曜日にいったん急上昇し、3〜4日というサイクルで変動していることも分かった。
特に高齢男性では、月曜日よりも木曜日の発症率が高かった。 また季節による変動は、若年群、高齢群とも女性の方が強く影響を受けていた。若年男性は年間の変動幅が2%強なのに対して、若年女性は6%弱と3倍近い差があった。どの群でも夏が最低になり、冬の方が発症が多かったが、高年齢男性は冬よりも春の発症が多かった。
倉鋪氏らは脳卒中の種類別でも変動パターンを分析している。それによると、虚血性脳卒中はほとんど季節変動がないのに対して、脳内出血は高齢群で夏に対して春に1.52倍、くも膜下出血では若年群で冬に1.38倍と大きな変動があった。虚血性脳卒中は、若年群で日曜日に対して月曜日が1.53倍と、週内の変動が強く見られた。
今後さらに分析が進めば、月曜日には特に休憩時間を設けたり、フィットネスを奨励するなど、企業にも組織的な脳卒中予防のための活動が必要になるときが来るかも知れない。
◆夜間の照明が癌のリスクに200410-2
(2004.09/09)
電灯が癌の脅威を生じさせるという考え方は極めて偏狭的であるように思えるが、先ごろロンドンで開催された会議では、夜間の照明と小児白血病の増加との関連性を示す証拠が検討され、その裏に生物学的根拠があること、それを真実と考える科学者が増えていることが明らかになった。
会議は小児白血病の制圧を目指す英国の主要な慈善団体、「白血病の小児たち」の資金援助によって行われた。 研究者らは、暗くなって電灯をつけると、細胞の生死および機能の調整において重要な役割を果たす少数の「時計遺伝子」に影響が及ぶことをその理由に挙げている。5年前に同定され、哺乳類に8〜9種類が確認されている時計遺伝子の一部は、生体内での異常細胞の破壊過程であるアポトーシス(プログラムされた細胞死)や細胞分裂に関わる多くの遺伝子を制御しており、このような遺伝子の機能不全が癌の発生を促すと考えられる。
成人白血病の発症はここ数年にわたって減少しているものの、小児白血病の発症率は英国および欧州で着実に増加し、米国では1973年から1998年にかけて2年毎に約1%の割合で上昇している。米テキサス大学の細胞および構造生物学教授Russell
Reiter氏は、電灯と癌に見込まれる関連性を、夜間の照明によって遺伝物質の突然変異を防ぐホルモンであるメラトニンの産生が抑制され、その結果、癌関連の変異リスクが増大すると説明している。
夜間の人工照明によって生じる癌は白血病だけではない。
乳癌で時計遺伝子の機能不全が果たす役割を研究している米コネチカット大学健康センターの医学准教授Richard G. Stevens氏および米ワシントン大学の疫学部門長Scott
Davis氏は、夜勤に起因するメラトニン活性撹乱が女性ホルモンの過剰産生を引き起こすために乳癌リスクが上昇することを突き止めている。しかし、たとえ関連性が判明しても、治療法がないのが現状である。
◆電気つけっぱなしで寝る子供は白血病になりやすいかも
電気をつけっぱなしで寝かせると、子供の白血病のリスクが高くなるかもしれません。
ロンドンで開催された白血病に関するミーティングでは、体内時計を調整する遺伝子と光と白血病の関連について議論されたようです。
体内時計を調節する遺伝子は細胞の生存や増殖をコントロールしています。たとえば光をつけっぱなしで子供を寝かせると体内時計のリズムの狂いに伴って細胞の増殖や生存も狂ってくる危険があります。
子供の白血病の他に、夜勤をする女性は乳癌になるリスクが高いというような報告もあります。
規則正しい生活がベストですが、親が夜遅くまでおきていれば子供もつられて遅くまでおきていることは多くなると思います。子供が小さいうちは、子供のリズムに合わせて生活することが必要なのかもしれません。
News Source + Light at Night Might Be a
Cancer Risk / Health Day
◆キウイは血液をさらさらにする
毎日2-3個のキウイを食べると血液がサラサラになって中性脂肪が低下するとわかりました。
2004年8月のPlatelets誌に発表された研究成果です。 ボランティアに、2-3個のキウイを28日間毎日食べてもらったところ、血小板の凝集が減り、コントロールに比べて中性脂肪が15%低下しました。
Reference
Effects of kiwi fruit consumption on platelet aggregation and
plasma lipids in healthy human volunteers. Platelets. Volume 15,
Number 5 / August 2004 287 - 292
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