友の会会報 No.13
2007.08
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◆特集◆
特集@「現代の医療体制とBDORT医学の将来性」シンポジウム
特集A BDORTとAnti-Aging、Anti-Longevity
O-リングのわ
ORTでの患者 体験談
学会発表レポート
<連載>仙人伝説
林原グループ代表 林原 健 氏
<連載コラム>
O-リングテストのABC
O−リングテスト創始者の大村恵昭教授の
最近の研究について
日本BDORT協会ニュース
友の会会報 NO.12
November,2006
友の会会報 NO.11
November,2006
友の会会報 NO.10
November,2005
友の会会報 No.9
November,2004
友の会会報 No.8
November,2004
友の会会報 No.7
November,2003
友の会会報 No.4
November,2002
 
友の会会報No.3
November,2002
友の会会報 No.2
November,2001
O−リングテスト時に生じるキャンセル現象
友の会会報 創刊号
November11,2000
第4回国際シンポジウム
塩分摂取について』  
バックNO.
2007.06.25

毎月初めに更新

バックNO.2005/7月〜12月

バックNO.2005/1月〜6月
バックNO.2004

協会員医師による健康ワンポイント
今月の質問
生理痛に対して針灸師として
どのような治療をされているか?

2007.06.25

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バイ・ディジタルO−リングテストに相当の知識と経験があり、実力があると認められた先生のリスト
Recent Study of Prof. Yoshiaki Omura, M.D., Sc. D., the founder of Bi- Digital O- Ring Test, in New York

 2005年より、我々はアスベストが様々な疾患の原因物質になっていることを報告してきました。アスベストはどこから体に入ってくるのか?
一般に多いのは次の3つである。1)室の壁や天井がアスベストの入っているもので出来ている時 2)水道水中及びその他の飲み水にアスベストが入っている場合 3)卵黄に大量のアスベストが入っている物が多い事が我々の最近の研究でわかってきました。

 卵をO−リングテストで調べてみると、強い(+)の白身の影響で黄身が悪くてもわからない場合が多いので、生卵でもゆで卵でも、黄身と白身の部分を分けて調べます。一般的に市販されている卵は、O−リングテストでアスベストを調べると黄身の部分が0.6mg〜1.1mg(BDORT Unit)、白身の部分が0.005mg(BDORT Unit)以下のことが多く、何故かわからないけれど、黄身に大量のアスベストがはいっています。ニューヨークで一番高価な所で20ドル以上もする、すべて自然の環境で作ったという卵でも黄身の中に大量の1mg前後のアスベストが入っています。例外だったのは、オランダのアムステルダムで調べた卵、久留米市で調べたEM農法の卵、烏骨鶏の卵で、黄身も白身もO−リングテストでOKでした。アスベストは黄身も白身と同じ0.005mg(BDORT Unit)以下でした。又、米国のニューヨーク市では”ROSE ACRE”と赤い色でBrand Nameが書いてある卵の黄身も白身もアスベストが0.005mg以下のものが多いことが2007年の5月にわかったので、ニューヨークでも安心して鶏の卵を食べる事が出来るようになった。又、2007年の6月にはフロリダのオーランドのAirportの近くにあるHorthorn Suite Hotelの朝食会でソニー・サイド・アップに使っている卵の黄身もアスベストが非常に少ない事がわかったが、すでに作って用意してみんなが自由にとれるスクランブルド・エッグには大量のアスベストが入っていた。

 最近は、正常な腕の組織のテロメアを調べて110ng以下であれば、Integrin ?5?1又はOncogene C-fos Ab2を用いてガンのスクリーニングを行います。また、治療が必要な人には薬剤の適量を調べます。O−リングテストで正常なテロメアの量を低い量(成人では110ng〜1yg以下)より505ng 〜 540ng (BDORT Unit)の最大値に増やす量を適量と判断します。1包が多すぎる時は、1/2包、1/4包、1/8包、1/16包、1/32包など、量を少なくして、患者さんが薬剤を手の平にしっかりと握った状態で正常の組織のテロメアの量が最大になる量を調べていきます。適量の薬剤を飲むと治療効果が高まりますが、飲む物、食べる物、また衣類等がO−リングテストの強い(−)の時には治療効果がキャンセルされてしまいます。

 あるタバコのフィルターの部分には2.15mg(BDORT Unit)、タバコのある部分には0.05mg(BDORT Unit)のアスベストがあります。手に持ってテロメアを調べると、持つ前は、505ng(BDORT Unit)あった正常細胞のテロメアが、フィルターの部分を2本の指で持つと0.5ng(BDORT Unit)まで減り、タバコのある部分を持つと、1yg(BDORT Unit)以下まで減りました。タバコは周りの人の方が本人よりも害があります。

タバコは、フィルターを通して-吸っている人だけでなく、フィルターを使わないで煙を吸わされている周りの人の健康を吸っている人よりも強く害する可能性が多い。多くのコーヒーは飲むと、正常組織のテロメアが1yg近くまで下がったままになり、3〜4時間後にまた飲む前に近い状態にもどります。コーヒーで唯一の例外なのは、ポルトガルのデルタ・コーヒー(約50ng前後増えます)です。お茶も最近は正常組織のテロメアを1yg近くまで下げるものが多く、約1時間位たつと、又テロメアが元にもどりますが、前田園のGreen TeaのPackに正常のテロメアを50ng前後あげるものが多い。また、酸化還元水といったものは、そのものはよくても、薬剤をその水と一緒に飲むと薬効をキャンセルしてしまうものがほとんどです。

水道水も蛇口をひねってから最初の30秒間は有害物質が流れてくる事が多いので、30秒以上、経過してから使用した方が安全です。ポルトガルのファティマの水や韓国のコランサの水、日本の命の水等は、テロメアを上げる働きがありますが、このようないい水は、なかなか入手が困難ですが、良い水の長所を取り入れて、人工的に良い水をつくる事も可能です。

また、日本免疫治療研究会の西原克成先生が話されているように冷たい飲み物で、温度が0℃以下のものは、飲まない方が体によい。冷たい飲み物を飲むと正常組織のテロメアが下がり、癌組織のテロメアと活動が増えます。衣類は、ジーンズは、ほとんどが強い(−)でよくないので、ジーンズは履かない方がよい。また、シルクの衣類は、ほとんど強い(−)でよくないので、シルクの衣類は身につけない方がよいです。O−リングテストで良くない衣類を身につけている人は、テロメアが1yg(10-24g)(BDORT Unit)に下がっていることが多い。適量の薬剤を服用しても、O−リングテストでマイナスの衣類を身につけていると正常組織のテロメアは上昇しません。

その反対に癌のテロメア及び活動が増加します。そういう人は、マイナスの衣類を脱ぐと正常の組織のテロメアが上昇します。O−リングテストでプラスになる衣類をショッピングに行って、探す必要があります。タグシールを切り取ったり、女性はワイヤーなしのブラジャーでO−リングテストが強い(+)でいいものを探す必要がありますが、今まで(+)のブラジャーは市販品の10%以下です。下着は、特に肌に接触する部分がプラスになる必要があります。

また、O−リングテストマイナスの衣類を身につけている人に適量の薬剤を調べると、プラスの衣類を身につけている人以上に、薬剤の必要量が多くなります。あるセミナーで抗癌剤として有名なMeshimaコブの適量を調べると、1/16包とか1/8包を持たせると、テロメアが500ng(BDORT Unit)以上になりましたが、マイナスの衣類を身につけている人は、1/4包が必要でした。こうしたマイナスの衣類を身につけている人が、プラスの衣類に着替えたり、マイナスの衣類を脱いだ場合は、薬剤の必要量が変わってきます。このような現象を、よく理解しているO−リングテスト協会の会員の先生に診てもらうことが大切です。最近は、いいシャンプーが少ないので、O−リングテストで強い(+)の石鹸で洗ったりします。また、ホテルで宿泊した時に、小さい歯磨き粉が置いてありますが、よくみるとサッカリンやアスパルテームがはいっている事が多い。これをO−リングテストで調べると、テロメアが1yg以下に減ってしまいます。旅行に行く時も、O−リングテストでいい歯磨き粉を携帯することが望ましいと思います。

アスベストは両目に多く蓄積している場合が多いのですが、目に指を約2cm離れてさしてO−リングテストをすると、右目よりも左目のO−リングテストの結果の方が悪い人が多い。 アスベストの量が2mg (BDORT Unit)以上の場合は、脳腫瘍のAstrocytomaか又は特に悪性度の高いGlioblastoma Multiformeのある可能性をチェックする事が必要になりました。又、アスベストが体内に蓄積している所では、いろいろな種類の病気に関係しているということもわかってきました。

Astrocytomaの顕微鏡スライドを手に持って共鳴現象を用い、頭部にAstrocytomaが反応する所があるかを調べていきます。ただ、右の頭、左の頭の前頭部、中頭部、後頭部のどこにAstrocytomaが反応するのかを見つけ出すのは、O−リングテストの経験ある医師でも小さいものは見逃す可能性があるので、最近は両耳の耳たぶ(Ear Lobule)を前頭部(Ear Lobuleの顏に接している所)、中頭部(Ear Lobuleの中部1/2)、後頭部(Ear Lobuleの最上1/3)の3箇所に分けて、どの部分がAstrocytomaの顕微鏡スライドと共鳴するかをおおざっぱに調べてから、頭部を詳しく調べます。

※ アスベストを身体から安全に取り除く効果的な方法は?
我々の研究の結果、1回だけの適量のDHEAを服用すると、50%〜90%のアスベストを取り除くことができるようになりました。岡山の林原生物化学研究所で作られているシラントロ・タブレットの適量も、アスベストをより効果的に取り除きます。一番、効果のあるのは、(+)Polarityのソーラーエナジーを蓄えた紙ですが、一般の人には手に入れにくいので、シラントロ・タブレットが一番使い易くて、効果的である。

通常は、適量のDHEAもしくはシラントロ・タブレットを使用します。これらをコップに1〜2杯の充分なO−リングテスト(+)の水で服用すると、飲んだ後、3時間以内に尿中に大量のアスベストが排出され、患部のアスベストが減少します。

DHEAは日本では、入手できないので、最近、私がO−リングテストで見つけた顔面で上まぶたの臓器代表領域を応用したりします。上まぶたを瞳の中心の所で1/2に分割して、鼻に向かって眼球中心部より1.5〜2cmくらいの所まで副腎の臓器代表領域があります。そこの部分のまぶたをよく消毒した親指と人差し指でピンチするように15〜30回ぐらいつまみながら刺激すると、正常のテロメアが505〜520ngくらいに上昇し、適量のDHEAを服用したのと同様の効果が現れます。この方法を使えば、簡単に正常のテロメアを増やすことができます。主治医の先生に、定期的に正常のテロメアの量をチェックしてもらうことが大切です。冬に、寒いところに出て、体を1時間あまり冷やすだけでも、テロメアの量が1yg前後に減る事が多い。

 アスベストによる健康被害の中で悪性中皮腫があげられますが、これをO−リングテストで調べると、悪性中皮腫のマーカーとして、OsteopontineとGRP (Gastrin Releasing Peptide)があげられます。アスベストの高い人で、正常な部分とアスベストの高い異常な部分を調べると、悪性中皮腫では、数十倍〜1000倍くらい高くなっています。特にGRPは我々の最近の研究の結果見つかった非常に感度が高いマーカーですが、OsteopontineとGRP (Gastrin Releasing Peptide)は悪性中皮腫だけでなく、いろいろな癌で高くなっていることがわかってきました。O−リングテストでさまざまな難病の早期診断が可能になったり、治療法が発見できるので、多くの医療関係者にO−リングテスト協会の会員になってもらい、O−リングテストを正しく運用することが大切です。

◎ 大村恵昭先生の最近の症例
この症例は、44歳男性、カナダのトロントで開業している歯科医で、長期間の腰痛と肛門の痛みのあった症例です。40年近く腰痛があり、3年前までは、痛みの程度が10段階のうち8のレベルだった人です。痛みは肛門が一番強いと云っていました。

O−リングテストで調べてみると、正常のテロメアが5ng(BDORT Unit)と低く、Integrin ?5?1は55ng(BDORT Unit)と高く、左肺と前立腺に前癌状態もしくはごく初期の段階の癌 (Adenocarcinoma)の存在がO−リングテスト上疑われました。両目のアスベストを調べると、ともに2mg(BDORT Unit)で、左肺が0.65mg、前立腺部が0.6mg、右腰部が0.65mg(BDORT Unit)でした。腰痛及び肛門痛のある部分では、Herpes Simplex Virus TypeT型が200ng(BDORT Unit)ありました。

痛みの程度は、10段階のうち(+)3ありました。肛門が痛いと云っていましたが、痛みの原因になっているHerpes Simplex Virus TypeTの感染は、肛門の右側に局限されていました。治療前の尿を調べると、尿中のアスベストは0.005mg(BDORT Unit)以下でした 。

この患者さんにあう薬剤を調べたら、EPA180mgとDHA120mgのω3 Fish Oilの混合物と岡山の林原生物化学研究所で作られている中国パセリの錠剤1錠が適量でした。このEPA180mgとDHA120mgの混合物と中国パセリを1錠服用してもらい、Selective Drug Uptake Enhancement Methodを30分行ってもらいましたが、小便が10分後に出たので、10分後の尿を調べると尿中にすぐに大量の4mg(BDORT Unit)のアスベストが排出されていました。この治療前の尿中のアスベストは0.005mgよりはるかに少なくて測定出来なかった。左肺癌、前立腺癌、右肛門部のアスベストを調べると、すべて0.005mg(BDORT Unit)以下になっていました。Herpes Simplex Virus TypeT型は2ng(BDORT Unit)まで、低下していました。これでは痛みを感じないレベルですが、本人に確認すると、さっき10段階のうち3まであった痛みが0になって、痛みを感じなくなったと言いました。

O−リングテストで異常を発見し、適量の薬剤を処方することで、短時間に腰痛及び肛門痛が解消した症例です。その後、約半年経過していますが、痛みは消えたままになっています。


 

 

 

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