電磁波による健康障害について
電磁波が健康を害するということを聞いたことがある方は少ないと思います。なぜならこれだけ電化製品に囲まれた生活が始まってから数十年しか経過していないからです。どれだけ人体に害があるかの結果がでるにはまだまだ時間がかかるからです。
今回はいろいろな実験結果や患者さんの実話をお話したいと思います。電磁波(でんじは)とは、空間の電場と磁場の変化によって形成された波のことである。簡単に言えば、目には見えない電気のあるところや流れているところからでているもののことをいいます。
電磁波の種類と発生源
[種類]
・ ラジオ、テレビ放送などの電波
・ 赤外線、紫外線、光
・ X線、放射線
・ その他
[発生源]
・ 高圧送電線、屋内配線
・ 電化製品(電子レンジ、電気じゅうたん、電熱器)、携帯電話、パソコン
・ かみなり、静電気 ・ 医療機器 ・その他
「大阪の門真市古川町ではガンの発生率は全国平均の20倍、白血病に至ってはなんと全国平均の100倍という異常な高さである。これは町に張りめぐらされた高圧送電線の影響とみられている」など、最近では、高圧電線と健康被害等が注目されていますが、バイ・ディジタルO−リングテストでは、20年以上前から、電磁波の障害を学会発表や論文で報告していましたが、ようやく、世間一般でも電磁波による健康障害が訴えられてきました。
また、O−リングテストの初心者が訓練する時も、検者と第三者が基本指を選択した後、第三者が人さし指でテレビやパソコンのモニターを指して近づいたり、離れたりして、テレビやパソコンからO−リングが開くまでの距離が近ければ、近いほど電磁波の影響が強いということを調べますが、これがO−リングテストの練習の一番よい教材になります。ということは、生体がそれだけ鋭敏に電磁波の影響を受けていると言うことです。市販の電磁波チェッカーで検出されるより、はるかに遠い距離でO−リングテストは開きます。
私のクリニックでは、患者さんの問診の時に、必ず寝室の図を書いてもらっています。ベッドや布団のまわりにテレビ、パソコン、クーラー、電気スタンド、ラジオ、冷蔵庫、コンセントの位置、時計等の位置を書いてもらい、テレビ等から最低でも2m以上、離れるようにとか、指導しています。1日の約1/3は寝室で過ごすので、電磁波の指導を徹底的に行っています。
◎ 電磁波の身体に及ぼす危険性 O-リングテストにおける観点
異常電磁場に曝されると、
@ 循環障害が生じる(Thromboxane B2の増加)→有効な薬剤が患部に到達しにくくなる。
A アセチルコリンの減少
B セロトニン(Serotonin)の減少→ウツ症状の誘発、暴力を奮うようになる
C Oncogene C-fos Ab2の増加
D Integrin α5β1の増加
などの現象が起きます。これに、重金属の沈着とウイルス感染が重なると、O−リングテストで言う癌の5つの条件が全て揃うことになる。電磁波過敏症になると、電磁波の影響から回復するのに、電磁波に曝された時間と同じだけか、それ以上の時間を要する。また、寝室等の生活環境で長年、電磁波に曝されると写真の様な帯状に異常な部分が出現して、癌や心臓病等になる症例が見受けられます。
最近の子供がよくキレルといった現象は、テレビゲームやパソコンに夢中で、脳内伝達物質であるアセチルコリンやセロトニンが減少するということにあると思われます。こういうこともよく理解して、子供さんに勉強してもらうことが大切だと思います。
現在の生活の中で電磁波が出ていないところなどはないかもしれませんが、現在からの最善を追求することが必要です。電気のあるところ、流れるところ、電化製品などから電磁波が出ていることを知り、そして距離をおき(1〜2m以上離れる)、長時間さらされないようにする。寝室、職場、子供部屋など長時間過ごす場所は注意する。
人生の3分の1を占める寝室は特に気をつけていただきたい。ほんの少し部屋の配置換えをするだけでもしかしたら違いが出るかもしれません。詳しく分析やアドバイスがほしいと思われる方は下津浦内科などO-リングテスト認定医等に連絡をしてみてはいかがでしょうか、ご自身のことですのでこのことを軽くとらえないようにしていただきたく思います。
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