2007.06.25

症例：初診時61歳、女性。肺癌、頚部リンパ節転移
治療：井穴刺絡（自律神経免疫療法）、矢追インパクト療法、バイ・ディジタル　Ｏ−リング　テストの併用。C.P　6錠3×、エパンド　3カプセル　3×、Enterococcus　6錠3×、テイコク麦門冬湯　9g 3×。

医師解説：
　大きくなった頚部リンパ節を某国立病院で検査したところ、扁平上皮癌と判明。
原発巣はどこか、とCT・MRI、胃・大腸の内視鏡検査、果ては乳房撮影まで、洗いざらい調べても分らずじまい。資料を持参のうえ、他の国立施設へ。ここでも同様に検査、けんさ。
　ところが、バイ・ディジタル Ｏ−リング　テスト（BDORT）で調べると、2年前の人間ドックでの単純胸部写真（図1）には、すでに病変が認められた、画像としては分らないが。肺癌だったのだ。たぶん、左気管支のＢ区域。

　病域（癌の影響が及んでいる病的広がり。腫瘍の大きさではない）は、顎から左乳房までの広がり（図2）。一週間後、左乳房は病域の外へ（図3）。二週間後、病域はさらに縮小したが、右側の変化が少ない（図4）。睡眠時、右肩近くに目覚まし時計を置いている、というので、これを除去してもらった。一週間後、病域は一挙に縮小（図
5）。さらに一月半後は指頭大に（図6）、一年後、すでに病域は描かれず、左の中府
という、肺の代表点（ツボ）でのみ癌の情報を得られたが、現在、癌の指標は消失して、腫瘍は無害な線維組織に変化していることが、やはりBDORTで確認されている。