このページは認定医の先生からお寄せ頂いた医院の特徴や近況報告を紹介するページです。
@神尾憲治先生 神尾産婦人科医院 〒410-0822
静岡県沼津市下香貫楊原530−11
いつも思うのですが、卵子と精子との出会いから始まる人の生命、そして、その生命を維持している人体のいろいろの器官組織の形成は、ほんとうに神秘的です。一個の受精卵が分裂して二個となり四個となり増殖して、ある細胞群は消化器、ある細胞群は呼吸器、ある細胞群は循環器などと間違わずに形成する。それぞれの器官組織は独立しているように見えても、相互に関連して、人として統合されている。ある種の音楽で骨盤内の温度、血流が上がる。体のある部に対して皮膚の電気抵抗の低い通電しやすい所があり、歯を磨くとトイレに行きたくなることがある。更年期に不定愁訴を訴えるときに、更年期障害といいますが、ホルモン減少だけでは説明できない。視床下部・下垂体・卵巣系のホルモン分泌系失調、自律神経失調の他に、情動障害、心因性のものがあり、単にホルモン補充療法だけでは治らない人がいます。診療に現代医学だけでは困難なことがあります。O−リングテストはそのような場合に役立ち必要になります。行政の行う乳がん検診のマンモグラフイ読影のときに、簡単に要精検者を多くすればよいわけにいきません。要精検にすべきかどうかと迷う例でO−リングテストを行ったりしています。7年間、原因不明と云われていた皮膚疾患の男性の患者さん、私の所の従業員の知人です。婦人科には来にくかったと思いますが、思いあまった顔付きで受診してきました。私には病名がわかりません。それで、O−リングテストによる共鳴現象、薬剤を用いた異常の原因検索、薬剤適合性試験で、着衣の変更、ニュートラライザーによる生活環境の改善、薬剤投与などを行いました。3ヶ月位後、再発もなく笑顔も出るようになりました。この症例は、沼津医師会臨床医学集団会で発表しました。アトピーで全身の皮膚が象皮を思わせる状態、南国系かと一瞬思ったほど全身に黒い塗布薬を塗っていて、浮腫で指輪を外せない女性。期限もあり、早く手術をして欲しいと受診してきました。低蛋白、貧血、リンパ球は極めて少なく手術は危険をともなう。かって県医師会医事紛争担当理事として、その診療医師から事情を尋ねたりしたことがありますが、今度は尋ねられる立場になるのではないか、他の病院に行って欲しい、この夫婦に死の危険性もあると云っても、それでもお願いすると云う。それでは、さらに検査を行いたいと、手術に必要な注射薬、麻酔関連薬剤など、胸腺、印堂でO−リングテストを行ない、皮膚が厚く血管が見えず輸液のために数回針を刺したが、開放点滴式全身麻酔で無事に手術終了。患者が目覚めて歩けることを確かめて、ホット、安堵の胸をなでおろし、O−リングテストのありがたさを痛感しました。外来待合室の本箱には大村恵昭先生のO−リングテストスーパーヘルスレッスン、O−リングテスト入門、横内正典先生の究極の癌治療、新井基夫先生のO−リングの驚異、津田和壽澄さんの孤独力、もう「ひとり」は怖くない、山田愛月さんの春の水は東に流れる、神渡良平氏の風の環 武藤順九の宇宙、村上和雄筑波大学名誉教授のSomething Great生命の暗号(1〜2)、人は何のために「祈る」のか、などを置いてあります。読みきれないから貸し出して欲しいという患者さんもいます。大正15年生まれですが、自分では学ぶのに定年はないと思っています。また、以前からの患者さんに昔と変わらない、つづけて、やめないでと言われたり、O−リングテストを知っている患者さんがすこしづつ増えてきて気をよくしています。
A
認定鍼灸師 木本貴士先生 臨床免疫代替医療研究所
〒543−0025 大阪市天王寺区下味原町3−9 BWI下味原ビル5F TEL:06−6776−1988 FAX:06−6776−8815 http://www.kmt-ac.com/
私がBi-Digital
O-Ring Test(以下BDORT)に出会ったのは、認定鍼灸師の岩本和久先生の治療を受けたのが最初でした。その時にオーリングを使って診療してくださり、膵臓や胆のうの状態が良くないよと言われました。どうしてそんなことが分かるのかな? と不思議でした。しかし、今こうしてBDORTを勉強していると本当にいろいろなことがわかります。当研究所では、あまり病名にとらわれずに東洋医学のすばらしい考え方である「全身を診てバランスを整える」、「症状だけにとらわれず原因を診る」を重視して根本治療を目指しています。特に、東洋医学は「気の医学」といわれるように目に見えない気の調整をすることで全身を治療していきます。BDORTでは、いわゆるツボであったり、気の流れを描くことができます。つぼと病変部のつながり、症状と原因との関係なども把握することができるため、当院では、診断だけでなく治療時にもBDORTを使っています。どこに鍼を打つのか、BDORTを使うと異常部を確実に治療できるつぼを選択出来ます。何気なく教科書どおりのツボにうっているわけではないのです。BDORTを使うことで確実に鍼灸診療のレベルが変わります。鍼灸は昔からあるものですが、BDORTは現代で生まれたすばらしい技術です。これらを融合して「古くて新しい鍼灸診療」をしています。東洋医学の伝統的診断法はなかなか難しく、名人の域に達しないと使いこなせないように思います。また、患者さんにも理解しづらい言葉を使ったりしますが、BDORTを使うことでビジュアル化し、痛みなど症状の範囲を見せることでお互いがより納得して治療を進めることができます。最後に、私がBDORTを採用している最大の理由は、「患者さんのためになる」からです。BDORTは本当の医療ができる手段たり得ると信じています。医療にBDORTがより広く受け入れられることを望みます。そのための一助となるようこれからも精進したいと思います。
(順不同、敬省略とさせて頂きます) |