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友の会会報 NO.12
November,2006 |
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友の会会報 NO.11
November,2006 |
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友の会会報 NO.10
November,2005 |
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友の会会報 No.9
November,2004 |
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友の会会報 No.8
November,2004 |
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友の会会報 No.7
November,2003 |
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友の会会報 No.4
November,2002
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友の会会報No.3
November,2002 |
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友の会会報 No.2
November,2001
O−リングテスト時に生じるキャンセル現象
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友の会会報 創刊号
November11,2000
第4回国際シンポジウム |
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協会員医師による健康ワンポイント
今月の質問
「生理痛に対して針灸師として
どのような治療をされているか?」
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バイ・ディジタルO−リングテストに相当の知識と経験があり、実力があると認められた先生のリスト
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この季節、インフルエンザが猛威を振るっています。また、風邪の症状でスッキリしない方もおられると思います。風邪の種類も千差万別。どんな種類の風邪なのか、また、ひいた場合の家でできる対策と、予防策について知っておきたいですね。
今月は、「風邪」に関する情報をお届けします。
(1)「風邪症候群」とは |
○風邪にも様々な種類のものがあるが、通常7つくらいのタイプに分類される
・普通感冒(ふつうかぜ)
・急性咽頭炎(急性扁桃炎)
・咽頭結膜熱(プール熱)
・急性喉頭炎(クループ)
・インフルエンザ
・急性気管支炎
・異型肺炎 |
○このうち代表的なものが、普通感冒(ふつうかぜ)とインフルエンザ |
(2)普通感冒(ふつうかぜ) |
○いわゆる「鼻風邪」のこと 〔症状〕
○急性の炎症:鼻やのどの粘膜が乾燥したり、くしゃみ、鼻水が出てくる
○その他、のどの痛みやせき、発熱や頭痛を伴うこともある
○ウイルスによっては、腹痛や下痢を伴うものもある
○いずれの症状もたいしたことはなく、こじらせなければ1週間以内で治る
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〔原因〕
○風邪の直接の原因はほとんどがウイルスによる感染
そのウイルスをはびこらせる原因
↓
・寒冷:風邪ウイルスは低温が好き。夏風邪は温度より高湿度で発生する
・閉め切った部屋:特に冬場
・手指からの感染
・低湿度:暖房がきいた部屋は乾燥しがちで、空気中のほこりも浮遊しやすく、ウイルスを活性化させる
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(3)インフルエンザ |
〔症状〕
○ぞくぞくとした寒気とともに、急に39度前後の熱が出る
○頭痛や筋肉痛、関節痛、だるさなどの全身症状が表れる
○その後、のどの痛み、声がれ、せき、鼻水などの呼吸器症状が出る
○ふつう、1週間ほどで治る |
〔原因〕
○約200種類ある風邪ウイルスの中の、インフルエンザウイルスによっておこる
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(4)風邪をひいたら(家でできること) |
○安静・睡眠・保温
・温かくして寝る(体力の消耗を避けて免疫力を下げない)
・特に頭部や手足の保温が大切
・マスクをして保温対策をする
○食事
・食欲があれば、胃に負担をかけない卵入りのおかゆを食べるか、温めたミルク
を飲む
・食欲がなくても、水分の多い温かいスープ、おもゆ、ジュースをとる
○保湿:
・室温は18〜20℃、湿度は60%くらいを保つ
○空気の清浄
・喚起をよくする
・たばこの煙は避ける
○入浴はしない(体力を消耗するので熱のあるときは絶対禁止)
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〔風邪のひき始めには〕 |
・お茶でうがいをする(濃く入れた熱いお茶で念入りに)
・ショウガ湯、キンカン湯を飲む(ショウガ湯やキンカンの絞り汁にハチミツやレモンを加えて)
・くず湯を飲む(ショウガのおろし汁やハチミツを加える)
・卵酒を飲む(飲みすぎないように)
・寝るときにマスクを付ける(のどの乾燥を防ぐ) |
(5)予防のためにできること |
○十分な睡眠:
・寝不足や過労は体力を低下させる
○体力の保持:
・日ごろから、散歩やジョギングなどの運動や乾布摩擦などで体を鍛えておく
○栄養:
・バランスの良い食事を心掛ける(特にビタミンC・Eを多く含む食品が良い・たんぱく質とビタミン類、柑橘類など)
・偏食しない
・新陳代謝の機能を高めるためにもバランスの取れた栄養が必要
○下着:
・通気性の良いものにし、運動などで汗をかいたらすぐ着替えて体を冷やさないようにする
○換気と湿度:
・室内の保温と保湿に気を付け、暖房器具を使用するときはこまめに換気をする
・加湿器などを利用し、湿度低下に注意する
○手洗いとうがい:
・外出から帰ったら、お湯で手洗いし、うがいをする
○外出:
・必要以上に外出しない
・風邪をひきやすい人、高齢者や妊産婦は特に、できるだけデパート、劇場、映画館など人の集まる場所には出かけないようにする
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☆日頃から、栄養、睡眠、運動で体力をつけ、風邪にかかりにくい体に鍛えておきましょう |
(参考文献)
・「風邪症候群」『マイドクター 家庭医学大辞典 第二版』講談社、1996年11月。
・「何でもランキング―風邪のひき始め これで対処」『NIKKEIプラス1』日本経済新聞、2004年12月25日付。
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