友の会会報 No.13
2007.08
up

◆特集◆
特集@「現代の医療体制とBDORT医学の将来性」シンポジウム
特集A BDORTとAnti-Aging、Anti-Longevity
O-リングのわ
ORTでの患者 体験談
学会発表レポート
<連載>仙人伝説
林原グループ代表 林原 健 氏
<連載コラム>
O-リングテストのABC
O−リングテスト創始者の大村恵昭教授の
最近の研究について
日本BDORT協会ニュース
友の会会報 NO.12
November,2006
友の会会報 NO.11
November,2006
友の会会報 NO.10
November,2005
友の会会報 No.9
November,2004
友の会会報 No.8
November,2004
友の会会報 No.7
November,2003
友の会会報 No.4
November,2002
 
友の会会報No.3
November,2002
友の会会報 No.2
November,2001
O−リングテスト時に生じるキャンセル現象
友の会会報 創刊号
November11,2000
第4回国際シンポジウム
塩分摂取について』  
バックNO.
2007.06.25

毎月初めに更新

バックNO.2005/7月〜12月

バックNO.2005/1月〜6月
バックNO.2004

協会員医師による健康ワンポイント
今月の質問
生理痛に対して針灸師として
どのような治療をされているか?

2007.06.25

「ORT友の会」会員登録はこちら
バイ・ディジタルO−リングテストに相当の知識と経験があり、実力があると認められた先生のリスト

この季節、インフルエンザが猛威を振るっています。また、風邪の症状でスッキリしない方もおられると思います。風邪の種類も千差万別。どんな種類の風邪なのか、また、ひいた場合の家でできる対策と、予防策について知っておきたいですね。
今月は、「風邪」に関する情報をお届けします。

(1)「風邪症候群」とは
○風邪にも様々な種類のものがあるが、通常7つくらいのタイプに分類される
   ・普通感冒(ふつうかぜ)
   ・急性咽頭炎(急性扁桃炎)
   ・咽頭結膜熱(プール熱)
   ・急性喉頭炎(クループ)
   ・インフルエンザ
   ・急性気管支炎
   ・異型肺炎
○このうち代表的なものが、普通感冒(ふつうかぜ)とインフルエンザ
(2)普通感冒(ふつうかぜ)
○いわゆる「鼻風邪」のこと

〔症状〕
○急性の炎症:鼻やのどの粘膜が乾燥したり、くしゃみ、鼻水が出てくる
○その他、のどの痛みやせき、発熱や頭痛を伴うこともある
○ウイルスによっては、腹痛や下痢を伴うものもある
○いずれの症状もたいしたことはなく、こじらせなければ1週間以内で治る

〔原因
○風邪の直接の原因はほとんどがウイルスによる感染
 そのウイルスをはびこらせる原因
 
・寒冷:風邪ウイルスは低温が好き。夏風邪は温度より高湿度で発生する
・閉め切った部屋:特に冬場
・手指からの感染
・低湿度:暖房がきいた部屋は乾燥しがちで、空気中のほこりも浮遊しやすく、ウイルスを活性化させる
(3)インフルエンザ
〔症状〕
○ぞくぞくとした寒気とともに、急に39度前後の熱が出る
○頭痛や筋肉痛、関節痛、だるさなどの全身症状が表れる
○その後、のどの痛み、声がれ、せき、鼻水などの呼吸器症状が出る
○ふつう、1週間ほどで治る
〔原因〕
○約200種類ある風邪ウイルスの中の、インフルエンザウイルスによっておこる
(4)風邪をひいたら(家でできること)
○安静・睡眠・保温
・温かくして寝る(体力の消耗を避けて免疫力を下げない)
・特に頭部や手足の保温が大切
・マスクをして保温対策をする

○食事
・食欲があれば、胃に負担をかけない卵入りのおかゆを食べるか、温めたミルク
を飲む
・食欲がなくても、水分の多い温かいスープ、おもゆ、ジュースをとる

○保湿:
・室温は18〜20℃、湿度は60%くらいを保つ

○空気の清浄
・喚起をよくする
・たばこの煙は避ける

○入浴はしない(体力を消耗するので熱のあるときは絶対禁止)
〔風邪のひき始めには〕
・お茶でうがいをする(濃く入れた熱いお茶で念入りに)
・ショウガ湯、キンカン湯を飲む(ショウガ湯やキンカンの絞り汁にハチミツやレモンを加えて)
・くず湯を飲む(ショウガのおろし汁やハチミツを加える)
・卵酒を飲む(飲みすぎないように)
・寝るときにマスクを付ける(のどの乾燥を防ぐ)
(5)予防のためにできること
○十分な睡眠:
・寝不足や過労は体力を低下させる

○体力の保持:
・日ごろから、散歩やジョギングなどの運動や乾布摩擦などで体を鍛えておく

○栄養:
・バランスの良い食事を心掛ける(特にビタミンC・Eを多く含む食品が良い・たんぱく質とビタミン類、柑橘類など)
・偏食しない
・新陳代謝の機能を高めるためにもバランスの取れた栄養が必要

○下着:
・通気性の良いものにし、運動などで汗をかいたらすぐ着替えて体を冷やさないようにする

○換気と湿度:
・室内の保温と保湿に気を付け、暖房器具を使用するときはこまめに換気をする
・加湿器などを利用し、湿度低下に注意する

○手洗いとうがい:
・外出から帰ったら、お湯で手洗いし、うがいをする

○外出:
・必要以上に外出しない
・風邪をひきやすい人、高齢者や妊産婦は特に、できるだけデパート、劇場、映画館など人の集まる場所には出かけないようにする
☆日頃から、栄養、睡眠、運動で体力をつけ、風邪にかかりにくい体に鍛えておきましょう
(参考文献)
・「風邪症候群」『マイドクター 家庭医学大辞典 第二版』講談社、1996年11月。
・「何でもランキング―風邪のひき始め これで対処」『NIKKEIプラス1』日本経済新聞、2004年12月25日付。


 

 

Copyright(c) 1981-2006 @Japan Bi-Digital O-Ring Test Medical Society @All rights reversed 無断複製、転載を禁ず
  〈日本バイ・ディジタルO−リングテスト協会〉
〒830−0032
福岡県久留米市東町496 東町ビル
TEL 0942-38-4181  FAX 0942-37-4131
お問合せ