友の会会報 No.13
2007.08
up

◆特集◆
特集@「現代の医療体制とBDORT医学の将来性」シンポジウム
特集A BDORTとAnti-Aging、Anti-Longevity
O-リングのわ
ORTでの患者 体験談
学会発表レポート
<連載>仙人伝説
林原グループ代表 林原 健 氏
<連載コラム>
O-リングテストのABC
O−リングテスト創始者の大村恵昭教授の
最近の研究について
日本BDORT協会ニュース
友の会会報 NO.12
November,2006
友の会会報 NO.11
November,2006
友の会会報 NO.10
November,2005
友の会会報 No.9
November,2004
友の会会報 No.8
November,2004
友の会会報 No.7
November,2003
友の会会報 No.4
November,2002
 
友の会会報No.3
November,2002
友の会会報 No.2
November,2001
O−リングテスト時に生じるキャンセル現象
友の会会報 創刊号
November11,2000
第4回国際シンポジウム
塩分摂取について』  
バックNO.
2007.06.25

毎月初めに更新

バックNO.2005/7月〜12月

バックNO.2005/1月〜6月
バックNO.2004

協会員医師による健康ワンポイント
今月の質問
生理痛に対して針灸師として
どのような治療をされているか?

2007.06.25

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バイ・ディジタルO−リングテストに相当の知識と経験があり、実力があると認められた先生のリスト

O−リング協会認定医を訪問し、先生方にお話を伺うコーナーです。
現在の訪問数:12件 次回のインタビューもお楽しみに!
大伴クリニック 院長 大伴正総 先生
大畑歯科医院 院長 大畑直暉 先生 副院長 大畑桂子 先生 
いまい内科クリニック  院長 今井浩之
黒田歯科医院 院長 黒田 勇一
医療法人相雲会小野田病院 院長 加藤 紘一
医療法人社団明徳会  福岡歯科 理事長 歯科医師/医学博士 福岡 明
医療法人敬和会  大分岡病院 医学博士/理事長 岡 宗由
パストラル歯科 歯学博士/歯科医師 藤巻 五朗
今泉アイクリニック 院長 今泉 征子
小原歯科医院 院長・歯科医師 小原 茂
スペースゆうクリニック 院長  保田うた子
コスギ歯科医院 院長  小杉 宗弘
大伴正総 院長 大伴クリニック
沖縄市比屋根2丁目2-23 
電話:098-930-5157
20年位前、鍼灸の月刊誌“医道の日本”に、大村先生と同誌社長の戸部雄一郎先生の対談が掲載されました。印象的だったのは薬を投与する前にO−リングテストで効果を予測できる事と全身的な医療だと言う事でした。これは医療の概念が変わると思い、大村先生のセミナーに参加しました。

現在は、漢方薬、鍼灸、西洋医学などをO−リングテストで組み合わせ、個々の患者さんに合った治療をしています。O−リングテストはその方にとって最適な治療法が、正確に分かるところが最もすばらしいと思います。また、標準的な検査法では確認できない疾病にO−リングテストを使います。当クリニックで扱う疾病の中で特に多いのは長年にわたる頑固な痛み、アレルギー疾患、生活習慣病、不定愁訴、肥満などです。

病気は生活の場で発生するのでO−リングテストを使い衣食住(環境)のアドバイスも行っています。また、生活習慣病は時間の使い方、思考パターンなども原因となるので、それが原因だと分かればアドバイスもしています。私は患者さんが心身共に健康になることを目指しています。それには医者の技能だけを重視する医療ではなく、患者さんの自発的な意思が不可欠です。

当クリニックに併設しているハピーハンド湧では、心身の回復と調和のため、瞑想、ヒーリングアート、呼吸法を行っています。アーティストであり、気の治療ができる私の妻が教えています。思考パターンなど患者さんの心の問題まで入るのは大変ですが、芸術はだれにでも大きなエネルギーを沸き起こす力を持っていると思います。

最近では患者さん達の絵画作品が、沖縄県内の有名な美術展に入選し、芸術の域にまで達しておられます。
現在の治療は西洋医学と東洋医学との間だけでなく、西洋医学の中でも他の科とディスカッション不足です。O−リングテストは共通の言語としてそれぞれの科を越える事が出来、最も良いかたちで個々の専門を生かせるので、多くの医療従事者に普及することを切に望んでおります。また患者さんが家庭でできるO−リングテストも早急に普及していくべきだと思います。  

Ohtomo Clinic
2-23 2chome Hiyagon Okinawa-city, Okinawa

Dr. Masanobu Ohtomo M.D.

Dr. Ohtomo is a therapist of internal medicine, the obstetrics and gynecology department, the pediatrics and Oriental medicine. He improves patients life custom by using Bi-Digital O-Ring Test and respecting voluntary intention of a patient.


  大畑歯科医院
〒107-0052
東京都港区赤坂4-9-18
TEL・FAX:03-3408-2298
大畑直暉 院長 大畑桂子 副院長
院長:五年ほど前、高橋博水先生(日本BDORT協会会員・歯科医)の紹介で、副院長の家内と新神戸歯科医院長の藤井佳郎先生の講演を聴いたのが、O−リングテストを知ったきっかけです。藤井先生が噛み合わせの良し悪しをO−リングテストで診断し、咬合調整をすると寝たきりのお年寄りが歩き出したのを見て、こんなことが本当にあるのかと、最初は信じられませんでした。

その後、高橋先生からバイ・ディジタルO−リングテストの創始者でニューヨークにおられる大村恵昭先生のお話しを聞き、福岡県久留米市の下津浦康裕先生を訪ねて勉強を重ねました。

私は、しばらくはO−リングテストに自信がなく、日常の歯科臨床に応用するのは躊躇しておりましたが、副院長はすぐに熱心に取り組みました。そのうち、極めて難症例の総義歯の患者さんを、副院長がO−リングテストで咬合調整をすると、患者さんはこれでぴったりだとおっしゃるのです。そこで、私も治療に取り入れ始めました。

副院長:歯科では、抜歯の際に局所麻酔を使いますが、高齢者の方などは循環器系の有病者でなくともその日の体調で動悸などの不快症状が出る場合も有ります。術前にO−リングテストで、麻酔薬の選択、使用量の判定をすれば、患者さんも歯科医も安心ですし、不快症状も起こりません。私達が日常、よく使用する麻酔薬、抗菌剤、鎮痛剤のほか、EPA−α、シラントロ、藍などすべてO−リングテストで適、不適の判断および、適量を決定しますし、さらに歯科用金属の適、不適も診断しています。

歯科治療は、体の全身状態にかなり影響を与えます。O−リングテストを使えば、噛み合わせと、額関節、頭頸部、さらに脊椎、仙腸関節、股関節との関係が分かります。噛み合わせを整えることによって、身体のバランスが整い、患者さんの体調が良くなります。最近は、噛み合わせと蝶形骨、後頭骨との関係を特に勉強しています。噛み合わせによる刺激は上顎骨などを介して蝶形骨へ伝るので、噛み合わせがゆがめば、蝶形骨もゆがみが生ずる訳です。

院長:今では、大学歯学部で教える口の中だけの歯科医学の知識で患者さんを診療することは怖いことだと思うようになりました。
O−リングテストの良いところは、治療を受けた患者さんの満足度が格段に上がることです。また、以前ならば難症例で手が出せなかった患者さんへの治療の指標にもなります。例えば、顎関節の骨が極端に変形して噛み合わせが狂ってしまった患者さん(顎関節症4型)の一番良い噛み合わせは、O−リングテスト無しには、途方もない試行錯誤でしか求められません。O−リングテストは、診断から、治療の道しるべになります。

将来的に発展させたいのは歯周病と全身との関係に関する研究です。歯周病菌の全身への感染状況が、O−リングテストで分かるようになってきましたので、今後は西洋医学的にも納得できる様なエビデンスを探っていきたいと思います。

Ohata Dental Clinic
9-18, 4-chome Akasaka Minato-ku, Tokyo

Dr. Naoki Ohata (the director of Ohata Dental Clinic)
Dr. Keiko Ohata (the assistant director of Ohata Dental Clinic)

Dr. Naoki Ohata and Dr. Keiko Ohata research the relation between dental and holistic health by using Bi-Digital O-Ring Test and have achieved good result on dental treatment.


院長 今井浩之 いまい内科クリニック
〒053−0045
北海道苫小牧市双葉町1丁目4−2
TEL: 0144−37−8686

日本東洋医学会に入会した直後、新宿にある医道の日本社で、偶然にも大村先生の著書「図説バイ・ディジタルO−リングテストの実習」を見つけ、購入しました。この本を読んで大変な感銘を受け、すぐにOーリングテスト協会に入会したのです。もともと私自身が頑固な肩こり、腰痛、不眠症などの不調があり、どこの病院でもまったく良くならないつらい状態が長く続いていました。そのため西洋医学の限界に早くから気が付き、漢方や鍼灸、気功治療などの勉強を始めた矢先、O−リングテストに出会えた訳です。

私のクリニックでは普通の治療で良くならない病気に対して、病気の背後に隠れた要因をO−リングテストで調べ、生活環境、生活習慣の改善や、薬の選択等を行います。
私の経験では、長く苦しんでいる患者さんほど、O−リングテストで良い薬を選んだだけでは改善しない人が多いようです。たとえば、普通は喘息発作に効くはずの薬を点滴しても一向に改善しない場合、O−リングテストで調べると、着ている下着や点滴中の姿勢、点滴中に隣に座っているお母さんがもっている携帯電話の影響などで効かないことが分かりました。それらを改善するとたちまち薬が効いて症状がおさまるということがありました。中には不眠症の方が枕元のテレビを移動させただけでよくなった等、生活環境、生活習慣の改善だけで治ることもあります。

O−リングテストを用いた治療をする上で注意していることは、西洋医学との整合性を保ちながら治療することです。患者さんの中には西洋医学が標準的な医療と考えている方が多くいます。そういう方に、いきなりO−リングテスト的な所見などを言うと混乱される場合があるので、理解してもらいやすいように生活環境や生活習慣に関するアドバイスということで指導しています。これらのアドバイスや、漢方薬、健康食品などの助けを借りて全人的医療を実践するよう努力しています。

今後はO−リングテスト協会のご指導のもと、医師への正しいO−リングテストの普及に努めると同時に、過度な期待や安直な期待を持たれないように注意しながら、患者さんへの啓蒙にも努力したいと思います。

Imai Medical Clinic (Internal medicine)
4-2, 1-chome Hutaba-cho Tomakomai-shi, Hokkaido

Hiroyuki Imai M.D.

Dr. Imai is a specialist of internal medicine. He improves patients life custom and environment by using Bi-Digital O-Ring Test and has achieved good result on medical treatment.


院長 黒田 勇一 黒田歯科医院
住所:埼玉県川越市吉田新町2-17-1
TEL:0492-31-9914
日本良導絡自律神経学会へ大村恵昭先生がご講演に来られたのがOーリングテストとの最初の出会いです。大村先生は、「東洋医学に非常に理解のある先生方は、私のいうことを理解してくれるのではないか」とおっしゃって、講演をされました。私自身は鍼治療をやっていたこともあって、東洋医学的なものの考え方が多少あったので、大村先生のお話しは大変面白いと思いました。さらにO−リングテストの知識的な話を伺ってみたいと思いORT医学会へ入会し、自分なりにも勉強して、診察に使い始めました。

最初の頃は、有病者を治療する時に、スクリーニングするのにO−リングテストを使っていました。例えば、患者さんに麻酔をする時、この患者さんには麻酔をしても大丈夫か、麻酔液といっても3種類ほどあるのでどれが一番合うのかなど、O−リングテストで確かめました。

今まで薬を飲んでもあまり変化のなかった患者さんが、O−リングテストで決めた量の薬を飲んでもらうと、いっきによくなるという例が時々あります。例えば、こどもの患者さんに、O−リングテストで薬の量を決めようとした時、通常の大人の量が適当だという結果になったことがありました。本当にこの量でいいのかと思いましたが、何度やっても結果は同じでした。それで、その量を飲ませると、何とも無く患者さんも元気になりました。このような驚いたことが何度かあって、薬の選択をする時はO−リングテストを使うようになりました。

O−リングテストを用いる前は、患者さんの薬の量などを決めるのに、根拠が無いので不安がありました。今では、O−リングテストをすることによって安全性が確かめられるので、自信を持って治療を進めることができます。これは、O−リングテストの大きな強みであると思います。

今後は、歯牙一本一本がどの臓器に関係しているのかを、歯科の先生方と共同して調べていけたらと思っております。歯を一本治療するのにも、どの臓器に関係しているかが分かれば、どういう詰め物をしなくてはいけないか、何をやってはいけないかが分かるようになるでしょう。これが患者の幸せにも繋がっていくと思います。また、高齢化社会で、これからますますお年寄りが増えるので、入れ歯作りにもO−リングテストを役立てていけたらと思っております。

院長 加藤 紘一
医療法人 相雲会 
小野田病院

〒975−0004
福島県原町市旭町3−21 
TEL:0244−24−1111
O−リングテストを始めたきっかけは、内科医としてのジレンマがあったのです。たとえば、投与した抗生物質が果たしてその人にとってベストの治療薬だったのかという思いですね。
それと、画像検査も含めて常にいろんな検査をしますが、それらの結果をみなしいと不安になってきます。

しかし、西洋医学的な検査をしてもまったく何でもなく、対症療法の薬を出すのが関の山という歯がゆさもありました。もっと体と相談できる検査方法がないかとさがしていたところ、昭和61年にO−リングテストのセミナーの案内がきたのです。

セミナーに参加して指の開く強弱での病気の判断や予防医学に使え、さらに再現性もあるということで実際に見た時には強烈な感動でした。疑問も確かにありましたが、私なりに勉強して診察に使い始めました。そして平成4年私自身がO−リングテストのワークショップで大村先生に診ていただく機会があり、腸にポリープがありその先端がガン化していたのです。内視鏡を使って切除して事無きをえました。この自分自身の体験からも一生続けたいと思っています。

O −リングテストのよさはまず患者さんの体と相談できるということです。そしてO−リングテストを行っていくとドクターの自信につながりますね。正しいことをしていれば結果がでてきます。それから難病といわれる疾患にもいろんな方面からアタックできます。

重金属とかウイルスとかが問題になっていますが、教科書通りの治療しかできなかったのが、それ以上に治療方法を膨らませていくことができます。それは非常にありがたいと思います。私どもの病院は保険診療が中心ですが、O−リングテストを日常診察にもとりいれています。O−リングテストで私はやはり基礎を繰り返しやっています。思い込みが一番困ります。それと消毒をよくして清潔にし、またO−リングテストで正しい反応がでるよう環境を整えます。あとは日頃の訓練といいますか、指を常に一定の力で引く感性を磨くためにイメージトレーニンクをしています。  

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理事長
歯科医師/医学博士  
福岡 明
医療法人社団明徳会
福岡歯科
〒103−0025
東京都中央区日本橋茅場町
1−8−3郵船ビル3F
TEL:03−3555−2221
歯の治療は痛いし歯を抜けば腫れるという。だから 患者さんの足が遠のく。西洋医学では薬を飲むか湿 布をするくらいです。そんな事ではいけないと思い、昭和45、6年頃から東洋医学を歯科臨床に取入れました。

その頃米国の大村恵昭教授の講習会が開かれ早速受講しました。先生が来日する度に講習を受け、少人数の勉強会をもって一生懸命勉強しました。昭和55、6年以降になるとO−リングテスト協会の歯科部会長を委任されましたので、歯科医師会長や種々の要職を辞めて、本格的にO−リングテストを研究し始めました。昭和60年頃からは日常的に歯科臨床にも使い始め、研究論文も数多く発表 してきました。

その間にもどんどん新しい知見がでてきて、更に勉強しなくてはと思い大村先生の講習会には欠かさず出席しています。O−リングテストの良さはその時の患者さんの状態が解ることです。ですから、今患者さんにどのような薬がどの量が必要かが解ります。

私の専門は歯科ですので、噛める入れ歯の作り方までこのO−リングテストを適用しています。都内の私の5カ所の診療所でもO−リングテストを取り入れて多くの患者さんに喜ばれています。

O−リングテストで調べていくうちにガンとか他の疾患が気になったら早速、その専門の先生に紹介します。難症例などの確定診断は最新の医療機器で調べてもらう事にしています。ですから常に大学病院とか一般医とのコンタクトを取っています。

又、理解ある大学病院や他科の医師からも病気の原因の不明な時など患者さんを送ってくださっています。O−リングテストをする患者さんは1日3〜4人くらいしか診られません。1人2〜3時間かかることもあり ます。私自身も疲れますし、採算性からいえば難しいですね。でもこんな素晴らしいテストこそ大学の先生方や一般の方をも偏見を持たずに理解して欲しいですね。 その為には私自身も一生懸命勉強していく事だと思っています。

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医学博士/理事長 
岡 宗由
医療法人敬和会
大分岡病院
〒870−0106
大分県大分市鶴崎3丁目7−11 
TEL:097−522−3131
西洋医学は主として構造と機能の医療であって、生命との接点が乏しく、まだまだ真の医療とはいえないところがあります。確かに現代医療は日々進歩していますが、人間が創り上げた機械のロボットによる検査では、人間の複雑な生体のシステムの総てを、完全に判断する事は困難ではないかと考えています。

現在、多くの弱小生物が絶滅の危機にさらされていますが、これも近代科学のエビデンス(証拠)によってつくりあげられた環境汚染が原因となっています。そこで、この欠点を補うため、私は生体を検査に利用するオーリングテストを使う事にしたのです 。

一般に検査には客観性と再現性の確認が常に必要ですが、生物を使って測定するオーリングテストでは、なおさら慎重に行う必要があります。16世紀頃、お産のとき、産褥熱で母・子の50%位の方が亡くなっていました。ゼンメルワイスは、手の汚れのためではないかと思い、お産に立ち会う前に、手をよく洗ったら、死亡率が10%まで下がりました。彼は、産褥熱は手の汚れが原因であると唱え続けましたが、周りからは認められるどころか激しい反撃に合ったのです。ようやく彼の死後約40年後、若い医師がこれを追試して、改めてその正しいことを証明し、始めて消毒法が完成しました。

O−リングテストも現状ではなかなか認めてもらえません。過去ペニシリンやストレプトマイシンが発見されたとき、私どもは、この方法で、どんな病気でも治るものと思い込みました。
しかし、癌の治療では、体外からの異物の侵入ではなく、自分自身の異常な細胞が病原となっているため、抗ガン剤だけではガンを治すことが無理な事に、だんだん気付 かされつつあります。O−リングテストは、生物が本来持っている機能(生命の力)を活用することによって、多くの病気の診断や治療に応用することができます。

当病院では、現在、一番問題になっているガン・ダイオキシン汚染・アレルギー疾患 (アトピー・喘息)・薬害防止や神経精神疾患などの難病の治療の上で多くの効果をあげています。

O−リングテストは患者さんに高いお金と時間と苦痛をかけることなく検査することができます。この検査方法が早く一般の臨床で使われる事を心から願い、そいのために、今後もたゆまぬ努力を重ねていきたいと思っています。

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歯学博士/歯科医師
藤巻 五朗

パストラル歯科
〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町
1-19 藤巻ビル2F     
TEL:03−3251-7570

大村先生の講演を聴かれた友人の話がO−リングテストとの初めての出会いでしたが、まさか指を引くことで何でも判断できるなどとは信じられませんでした。その後、数年して大村先生の講演を直接聴かせていただき、研究者としての真筆な人柄に触れた事が、O−リングテストを始めようとした一番のきっかけです。

あれ程の学者があんな事を熱心に研究しているなんて!と思い、自分でも試してみました。ところが指を引くという単純なその感覚がなかなかつかめず、4年程かかってやっと体得できました。大村先生が来日する度に全講演を受講して、間違いのないテストができるように勉めながら臨床に応用しております。

歯科 の特性として、虫歯では治療した後、もし填め物が取れてしまうと、以前よりももっと大きな穴になっています。虫歯治療に自然治癒はないのです。又、歯周病治療でも、歯肉の処理をしてもほとんどが再発してしまいます。私はそれでは治療ではないと思うのです。ですからこれまでの治療から脱皮しなければなりません。再発のない歯科診療でなければならないのです。

その為に「自然のなかでヒトを生かす」事が大切になるのです。私の歯科診療ではまず、O−リングテストを使い免疫力を測ります。噛み合わせがほんの少しずれただけでも免疫力は下がります。ですから歯科医の仕事はミクロン単位になるわけで、少しのずれでも見逃す事ができないのです。そういう細かい検査のできる機器は現時点ではないので、O−リングテストがぴったりなのです。

免疫力の低い方はO−リングテストでスクリーニングをして免疫力を上げるような歯科治療を施します。次に、ブラッシングで口腔細菌を減らし正常になるように指導 します。患者さんにご自分の口腔細菌を顕微鏡で映して見ていただくと、どなたも自分の口の中にこんなにたくさんいるのかとびっくりされ、治療に本気で取り組んでくれます。あくまでも患者さんの身になり、どこに不具合があるのか、本当の原因はなんであるかを検査するのです。そのためにはO−リングテストがとても役に立っているのです。

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院長 
今泉 征子
今泉アイクリニック
〒441-1231
愛知県宝飯郡一宮町
一宮字大ブロ23−512  
TEL:0533−93−6082
以前から東洋医学を勉強していて、その関係で知り合った前名古屋大学医学部講師の故
森下宗司先生のご昭介でO−リングテストを始める事になりました。                                                              
人間の体調は毎日変化するものです。それを確認するためには患者さんに肉体的および経済的な負担の掛かる西洋医学的検査では限界があると感じていました。そこにピッタリー致したのがO−リングテストという検査方法でした。私は患者さんに対して、@正確な医療 Aやり過ぎない医療 B早い対応 C未病の発見という点からO−リングテストを使わせていただくようになりました。

患者さんの内臓の病巣の変化を測定するには西洋医学的検査で充分だと思いますが、果たしてそれをみるだけで 患者さんや病気を全て理解するということになるのでしょうか?現在、人間のおかれた環境は劣悪な状態です。つまり、鼻から吸ったり皮膚に触れる空気、外的有害電磁波、衣類を含む身体につける装身具、飲んだり食べたりするものの影響、その人の置かれた地場の影響などなど病気の要因となるものは山ほどあり、根本的に病気を治すためには患者さんの生活環境を知り、その原因がどこにあるのかを突き止め、それを改善していかないと病気は完治しないのではないかと考えています。

幸いにも私はO−リングテストを知っていたお蔭で、言い換えると、私の経験上それができるのはO−リングテストしかなく、O−リングテストを使って検査し、治療をさせていただいております。また、O−リングテストで薬のチェックもしているので安心して処方できます。 

O−リングテストの創始者である大村博士がお作りになった臓器代表領域図は、悪い臓器がすぐわかるので、検査の上で大変役に立っております。また、大村博士もおっしゃってましたが、今は医療の変遷の時期で、患者さんの意識変化もおり経済的および肉体的負担の掛かる検査を好まれない方々が増えてきたと思います。この時期O−リングテストはピッタリの検査法だと思いますし、医師の方々も、大村博士のテストを受けてO−リングテスト認定医が一人でも多くなる事を願っています。

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院長・歯科医師 
小原 茂
小原歯科医院
〒019−0503
秋田県平鹿郡十文字町西原
一番町50番地  
TEL:0182−42−3525
東洋医学にとても関心を持っていました。平成2年12月に、元日本歯科東洋医学会会長、O−リングテスト認定歯科医師第1号でもいらっしゃる福岡 明先生(創刊号掲載)の「東洋医学歯科への応用」セミナーを受ける機会がありました。そこでO−リングテストを紹介されまして、翌年の平成3年に協会へ直ぐ入会いたしました。

O−リングテストは大村先生が開発した、目や手をセンサーとして受信、入力し、脳で演算して、出力としての指の力の変化をみる検査方法です。病気の場所や、体にどんな物があるか又、薬や食べ物の量や適合性等が補助的に判り、患者さんに苦痛を与えず、短時間で検査できる素晴らしい方法だと思います。

当医院では薬の処方に全面的にO−リングテストを使用しています。患者さんの薬に対する適合性を調べるということが目的です。せっかく処方した薬で すから、早くかつ必要最小限の量で治っていただきたいと思って使用しています。また、義歯の噛み合わせを決めるときにもO−リングテストを使用しています。

不思議に思われる方も、いらっしゃると思いますが、噛み合わせというものは、身体にとってとても大事です。噛み合わせがうまく合っていないと、食べ物が噛みにくいというだけでは終わらないのです。経験がおありの方もあると思いますが、噛み合わせがうまく合ってないと、噛み易い側の歯ばかり使って物を噛むようになります。その為、例えば、右側でばかり噛んでいるとだんだんと左右がアンバランスになり、左の肩が上がる場合があります。そして自然に姿勢が崩れてきて、膝が痛くなったり、腰が痛くなったりする時もあります。ただし、全ての腰痛が噛み合わせに起因するという事ではありません。でも、患者さんに対して最善を尽くす事は歯科医の責務です。

他にも歯に被せ物や、詰め物をする時は、噛み合わせや、其の材料のアレルギーの有 無をO−リングテストで確認しています。その他、どの歯が痛いかハツキリ判らないときや、歯列矯正のゴムの強さを決めるとき、「ツボ」を選ぶ時その他に、O−リングテストを使用しています。患者さんはO−リングテストに対して大変興味を持っています。やはり、ご本人自身が体験して良いという事が分かっているからだと思います。

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院長 
保田うた子
スペースゆうクリニック
〒458−0832
名古屋市緑区漆山704番地 
TEL:052−625−4085
FAX:052−625−4089
私の医師としての出発は心療内科からでした。その後一般内科医として地域医療に従事してきましたが、多忙な生活の中で私自身が心身の不調に悩み、あれこれ模索する中で少しずつ東洋医学へと導かれていきました。東洋医学を学ぶ中でO−リングテストに出会いました。最初は眉睡ものだと感じたのですが、何かあると思い大村先生のセミナーを受けました。ものすごいショックとかつてないほどの知的興奮を味わいました。

それはこれまでの医学の枠組みを変えてしまうものでした。東洋医学で見出されてきた現象を科学的に説明する橋渡しとなり、また西洋医学の新たな可能性を開 くものと直感いたしました。また事実を事実として受け止め、なぜ?と問い続け、 研究を続ける大村先生の中に真の科学者精神を見ました。

O−リングテストは私の生活の一部となり、診断の技法となっています。O−リングテストを知ることで世界が 広がり、見えてきたものが多くあります。O−リングテストを応用することで体の 異常部位の発見からその原因まで推定し、治療に利用することができます。ある種の動物が害のある物を食べないのは、それを口に含んだ時あごの筋力が低下するためだそうです。人間も本来、自分によい物、害のある物を察知する力が備わっているのでしょう。

今は抑圧されてほとんどの人が気づけなくなっている能力が、O−リングテストを利用することで再発見できるのです 。しかし“気”も含まれる現象であり、感情や意識の存在もテストに影響がでるために、多くの人は最初から疑いの目で見て非科学的と判断しがちです。しかし感情や意識を持った人間だからこそ、その影響があるのは当然であり、だからこそ私は人間に対する検査として素晴らしいと思います。簡単そうに思える0−リングテストですが、なかなかどうして一筋縄ではいきません。

医学的に利用するにはたくさんの知識が必要です。しかしきちんと訓練すれば私たちの体が発する情報を読む有益な手段となります。O−リングテストを用いることにより、西洋医学・東洋医学又は代替療法・民間療法など全ての長所を生かし、ひとりひとりに合った医療ができます。ひとりで出来ることには限界がありますが、各領域の人々とネットワークを作ることにより、より広く深い医療を目指していきたいと思っております。

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院長 
小杉 宗弘
コスギ歯科医院
〒273-0046 
千葉県船橋市上山町1-128
TEL:047−337−9171 
FAX:047−337−8286
10数年前より私自身が、両手のしびれから歯科診 療に支障をきたすような、指定難病のひとつである頚椎後縦靭帯骨化症をわずらい、西洋医学では手術をすることしかなく、その手術も完治は困難を極めるという状態でした。

その時O−リングテストに出会い、大村先生の診断、処方で改善したところから私の勉強が始まりました。結局西洋医学ではどこがどういう病状か詳しくは分かりましたが、どうしたら治せるかという確実な治療方法はありませんでした。西洋医学検査の正確ではあるが的確性のなさ、たとえばO−リングテストによって簡単にできる薬物適合検査、細菌やウイルス感染の部位の特定など、血液検査やその他の検査ではできません。

又、東洋医学の有効性はあるが確率の低さ、これらをうまく結びつけるのがO−リングテストだと考えております。難病の多くはウイルスが関連していると思われます。ウイルスを培養しての研究は困難を極めますがウイルスの感染部位、量的な事まで解ってしまう便利さがあります。さらには抗ウイルス剤として現在の西洋医学で使用されているものより有効なものが処方されています。これはすごい事だと思います。

現在私は、歯科金属アレルギー、掌庶膿胞などの治療をおこなっていますが、手、足、体の歯科金属の蓄積状態および 適合性、ウイルス、口腔内細菌の同定、感染状況、部位、HSP(ヒートショックタンパク)の存在状態をO−リングテストで調べています。しかしすべて解明できるわけではないので、もし西洋医学的臨床検査でカバーできるものがあれば極力したほうが良いと思い、検査を平行して行っています。

今まで歯科医として口腔内しか見ていなかった様な気がします。O−リングテストにより、これからの歯科医は患者の体全体を考えなくてはならないと思いました。視野が大きく広がった様な気がします。

O−リングテストをベースにしているとう自信があるので研究も非常に面白く感じています。さらに、微生物学的に口腔内細菌が全身へ与える影響は、計り知れないものがあります。例えば老人の誤嚥性肺炎、心臓病、未熟児、糖尿病など医師と歯科医が連係して治療を行う必要性を感じます。これらの病変の治療にO−リングテストを応用していこうと考えております。

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