♯
2009年7月 朝日町病院
総合診療科報告
富山県朝日町立朝日町病院総合診療科に、前任の赤堀英明先生の退職後、新しく藤原良太先生が就任され、O−リングテストによる診療を行われています。
♯
2009年7月朝日町町民公開講座報告
2009年7月18日(土)に富山県朝日町にあるアゼリアホールで、O−リングテスト創始者の大村恵昭先生の故郷における里帰り講演としての町民公開講座が開催されました。当日はあいにくの雨で、参加してくださる方が減るのではないかとの危惧がありましたが、町の職員さん方も参加してくださったこともあり、300人を超える人たちに集まってもらうことができました(350人収容できるホールがほぼ満席でした)。発表は小杉先生と大村先生のお二人。司会は朝日町立病院の総合診療科に新しく勤務していただいた藤原良太先生に進行していただきました。特にO−リングテストの実習では飲料をチェックしたのですが、会場中から「へー、うわー」などご自身がよく飲まれているものがでていたのか、皆さん熱心に聞いていただきました。
大村恵昭教授の弟さんの大村侃司さんと大村恵昭教授の娘さんのVivianさんとその御主人のDr.
Abdullah Nihraneの挨拶がありました。
♯
2009年7月 富山セミナー報告
2009年7月18日(土)と19日(日)の2日間富山県朝日町セミナーが開催されました。朝日町は、大村恵昭教授の故郷で、きれいな海水浴場・山・川と温泉や歴史的遺跡、博物館等19もの観光名所があります。今回は、「癌とアルツハイマーその他難病の短時間診断法」をテーマとして、講師としてはニューヨークの大村恵昭教授以外に、日本BDORT協会副会長下津浦康裕先生、第19回日本バイ・ディジタルO-リングテスト医学会会長出口一樹先生、その他多数の先生方により診療に役立つ講演と実技講習をしていただきました。 宿泊場所は最近有名になった山と川に面した山の元湯温泉でした。セミナー参加者は43人と医学会を終えられたばかりの時期としては多く、先生方の勉強への熱意は感服してしまうほどです。会場はアゼリアホールと公立病院として、初めてO−リングテストの総合診療科を設立した朝日町町立病院とで行われました。
内容はBDORTの基本から、富山県朝日町にちなんだ温泉水の健康に対する有用性、大村先生曰く「今まで行った世界中の温泉水としては最高のもので、テロメアを上げることのできる水としてはこれほど沸いて出ているものであれば効率が良い。」とのことでした。小川温泉の元湯は100ml飲用で300ng
上昇、200mlで600ng増えました。入浴すると275ng上昇し850ngまで上昇しました。しかし、時間経過と共に減少し、翌朝には600ng弱となりました。また、秘境黒部は100mlで300ngもアップしました。長寿日本一の沖縄県では、一万人あたりの100歳以上は6.1人ですが、水の効果か朝日町は1万人あたりの100歳以上は9人と多くおられます。しかし、意外なことに朝日町の最高齢は103歳です。これだけの素晴らしい水があり、環境の良いところであるにもかかわらず、103歳以上の人がおられません。「温泉に入っても飲んでもテロメアが上昇する温泉があるのに103歳までの人しかおらず、長寿としてこの辺りが有名でないのはおかしい。何か阻害する要因があるのだろう。ぜひ検討しなければ。」と変わらず研究熱心で、参加の先生方も触発されていたようでした。大村恵昭教授の温泉で、テロメアが上昇するという発表があった日の夜は、参加者の先生方が、温泉に入る前後や温泉の湯を飲む前後で、テロメアを測定してもらったりして、温泉にはいりながら交流を深めていらっしゃいました。
朝日総合病院の前で、富山セミナー参加者の記念撮影