友の会会報 No.13
2007.08
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◆特集◆
特集@「現代の医療体制とBDORT医学の将来性」シンポジウム
特集A BDORTとAnti-Aging、Anti-Longevity
O-リングのわ
ORTでの患者 体験談
学会発表レポート
<連載>仙人伝説
林原グループ代表 林原 健 氏
<連載コラム>
O-リングテストのABC
O−リングテスト創始者の大村恵昭教授の
最近の研究について
日本BDORT協会ニュース
友の会会報 NO.12
November,2006
友の会会報 NO.11
November,2006
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友の会会報 No.8
November,2004
友の会会報 No.7
November,2003
友の会会報 No.4
November,2002
 
友の会会報No.3
November,2002
友の会会報 No.2
November,2001
O−リングテスト時に生じるキャンセル現象
友の会会報 創刊号
November11,2000
第4回国際シンポジウム
塩分摂取について』  
バックNO.
2007.06.25

毎月初めに更新

バックNO.2005/7月〜12月

バックNO.2005/1月〜6月
バックNO.2004

協会員医師による健康ワンポイント
今月の質問
生理痛に対して針灸師として
どのような治療をされているか?

2007.06.25

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特集A



RFVを利用したわずかな歯科咬合調整の抗老化作用:
難治性の痛みと機能障害を持つ患者の正常細胞のテロメアと筋機能の改善の評価

Daniel R. Gole 先生


Director, West Michigan Head, Neck &Facial Pain Center, Originator of Modern Micro Dental Occlusal Adjustment RFV (Resultant Force Vector) Technique, U.S.A
Anti-Aging Effects of Micro Dental Occlusal Adjustments Utilizing the Resultant Force Vector Technique : Assess Normal Cell Telomeres and Improves Muscle Function in Patients with Intractable Pain and Dysfunction

 私どものセンターには患者さんが世界中からいらっしゃり治療をしています。
 患者さんの主な症状は、関節の痛み、機能障害、睡眠障害、顔面障害、肩の痛み、慢性疲労、その他の痛みなどです。
 私達が使っている治療法はRFV(Resultant Force Vector)と呼ばれるものです。私はRFVを用いたわずかな歯科咬合調整によって、患者の難治性の痛みや機能障害を改善することが分かりました。あごの骨というのは体の中で唯一右と左を繋げている骨です。三叉神経システムも深く関係しています。三叉神経システムは体の中でも非常に刺激に敏感な神経系です。どれだけ刺激に敏感かというと目に砂が入ったり、ポップコーンのかけらが歯茎に挟まった時など皆さんは直ぐにそれをとりたいと感じると思います。RFVは私が何年も前に考え出したもので、筋機能と動作範囲を正常化するために、ごくわずかな歯科の咬合調整をし、歯と矯正装置が合わさったときに生じる力のバランスを取るというものです。口の周りに難治性疼痛や機能障害を持った患者さんの筋機能の回復、関節の動き、循環、リンパの流れなどの治療に大変効果的です。それに伴ないバクテリアやウイルス、重金属は減り、患者の免疫システムと表情が改善されてゆきます。私たちのセンターではBDORTを主にテロメアの測定に用いています。上腕二頭筋の真ん中の辺りで治療前後の正常なテロメア値の変化を見ることでRFVの治療効果を測定しています。
 今回40人の患者でRFVを用い筋肉の痛み等を調べました。患者さんの多くは大変な痛みを伴なっていたり、従来の治療方法では改善しない方です。
 著効例を挙げますと、白人女性44歳治療前のテロメアは90ngだったのがRFVを用いスプリントを装着したところ、テロメアは520ngに増加しました。彼女のような患者さんに用いたスプリントは、つけているか分からない程の透明のアクリル性のオーラル器具で、これにより顎のバランスが安定されますが、定期的な調整が必要です。3週間の治療前後では同じ患者さんとは思えないような表情の改善が見られました。54歳の女性で、23歳の時に交通事故にあい、矯正手術も2回行っているかたが来院された時は、治療前のテロメア値は70ngでした。24時間ずっとスプリントを装着してもらいテロメア値が460ngまで上がりました。顎が硬直して口をあけることが出来なかった患者さんには、手を使ってのバランス調整とスプリントの装着により改善しました。結果として、40人の患者でBDORTでテロメアが25〜300ngから350〜530ngにまで増加しました。
 私たちの治療の目的は、痛みからの回復、機能の回復、生活の質の改善です。歯は過敏な神経が通っている箇所ですので、医師と歯科医師が協力し合って治療を行うことにより、よりよい健康状態にもっていくことが出来ると思います。


The author evaluated the effects of micro dental occlusal adjustment utilizing the Resultant Force Vector Technique Principles on the amount of cell telomeres in forty patients and found the telomeres increased 25-300ng to between 350-530ng measured in Bi Digital O-Ring Test Units.


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