大会会長 挨拶
下津浦康裕
第10回 バイ・ディジタルO−リングテスト国際シンポジウム 大会会長
Yasuhiro Shimotsuura, M.D.,F.I.C.A.E., Cert.
ORT-MD(7Dan)
Chairman of 10th Biennial International
Symposium on the Bi-Digital O-Ring Test
本日より、7月19日までの4日間、ここ早稲田大学国際会議場 井深大記念ホールにおきまして、第10回 バイ・ディジタルO−リングテスト国際シンポジウムと、同時開催の第20回日本バイ・ディジタルO−リングテスト(以下BDORT)医学会を開催する運びとなりました。ご承知のように、N.Y.
Heart Disease Research Foundation
の大村恵昭教授が1991年
BDORT医学会を山村秀夫東京大学名誉教授を会長に創始され、1993年に第1回国際シンポジウムをこの早稲田大学井深記念ホールにおいて、ソニー創始者の井深大先生の協力で開催されました。その後、二年毎に開催し、今回は記念すべき第10回目の大会となりました。本学会におきましても、大きな節目を迎えることとなりました。BDORT医学は大脳皮質に広く分布する「指の運動野・知覚野と生体を構成するセンサー」として臓器の病態生理学的特異性を分析する技法を1970年に大村教授が発見され、1985年、野口英世講堂でBDORT医学会の第一回セミナーが開催されました。学問的背景がこの頃確認されました。そして、1993年2月米国特許庁で世界初の生物学的特許を取得されています。ご承知のように、これまで本学会は西洋医学を基礎として常に患者を中心とした「医療安全」と医師を始めとする医療関係者の「恕」の理念に徹した「現代医学と統合医療の共生」を目標として本学会の近代医学・医療への貢献を目指してまいりました。現代医学はIT・マルチタスク時代の医療環境の変革の中で、いささか混迷の状態を呈し、動もすると目前にあるべき患者の姿が次元を変えて存在することに驚かされることがあります。いかなる環境にあっても、目前の患者とは常に綿密な対応が求められなければなりませんが、それを促進する診断手技としてBDORTの存在価値は甚大なものがあります。
今回、第10回国際学会の記念大会となりますので、「リングとスパイラルの科学」「O−リングテストで可能になった東西医学融合」「ORTの文化構想」「医療の効率的展開について」「ガンとテロメア:不老長寿について」「見えない物の科学」「鍼灸治療におけるBDORTの現状と可能性」等の話題につきまして、体系的にO−リングテスト医学を学んでいただきたく、世界10カ国から本学会の永年研究者のご参加を頂き、この場におきまして、特別講演、シンポジウムポスターを中心としたパネルディスカッションを中心に、BDORT医学の原点を近代医学との共生の理念を下に開催いたすことにしました。本学術集会が「未来医療」として広く皆様の健康と長寿の貢献することを目的に自由で闊達な意見交換、討論の場となることを祈念いたしまして新しい医学医療のあり方を是非探求していただきたいと存じます。ありがとうございました。
第10回バイ・ディジタルO−リングテスト国際シンポジウム招聘特別演者
V.P.リセニューク ウクライナ国立キエフ医科大学神経リハビリテーション医学主任教授
D.P.ルー ペンシルバニア大学医学部口腔医学教授
D.クリスタル アメリカ歯科麻酔振興協会役員
M.ジョーンズ 国際鍼電気医療大学客員准教授
A.
ヘノック コロンビア大学医療センター家庭医学専門医
H.ドゥービ 国際鍼電気医療大学客員准教授
K.オザカン イスタンブール大学スポーツ体育学部准教授
M.ドゥーニック プリスティナ大学医学部婦人科准教授
土屋光春 国立リスボン新大学医学部大学院鍼灸学教室主任教授
T.城島 ブラジル
バイ・ディジタルO−リングテスト医学協会会長
S.岩佐 ブラジル
バイ・ディジタルO−リングテスト医学協会理事
L.ハラサワ・ウノ ブラジル
バイ・ディジタルO−リングテスト医学協会理事
W.ファルゾーニ ビデ眼科研究所白内障研究部主任
I.メッツナー ドイツブラジルバイ・ディジタルO−リングテスト医学会役員
N.
メッツナー ドイツブラジルバイ・ディジタルO−リングテスト医学会役員
オユンチン・メグ モンゴル大学健康科学大学看護学校卒教後教育学部部長
村上和雄 筑波大学名誉教授
元島栖二 (財)豊田理化学研究所フェロー
大村恵昭 ニューヨーク心臓病研究ファウンデーション研究所長;国際鍼電気医療大学学長;ニューヨーク以下が医学社会及び家庭医学教授、ニューヨーク;前ウクライナ国立キエフ医科大学ノンオーソドックス医学科教授、ウクライナ;国際鍼・電気治療雑誌編集長
<シンポジウム風景>
大村恵昭先生
参加者記念撮影
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